ベン H ウィンタースのレビュー一覧

  • 世界の終わりの七日間

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    完結編ということで楽しみにしていたけど前2作に比べると物足りない。
    終末感があまりかんじられなかった。

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    2015年12月18日
  • カウントダウン・シティ

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    たまたま手にとって読み始めた「カウントダウン・シティ」ですが、三部作の第二作目らしい。
    読みながら、フィリップ・K・ディックを読んでる感覚を感じてたのですが、「カウントダウン・シティ」はフィリップ・K・ディック賞を受賞してるらしい。
    読後感がうまくまとまらないけど、読み進めたくなる本であることは確か。
    久しぶりに読んだSFかも

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    2015年03月21日
  • カウントダウン・シティ

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    ネタバレ

    パニック度合は『終末のフール』と『ひとめあなたに…』の間。それにしてもこんな切羽詰まっての状態で詐欺事件が発生するとは。人間って本当に度し難い。終末期に助け合いの心が機能しないとすれば、宗教とは無意味なものだ。ここで描かれているアメリカは現在のアメリカと大して変わらないように見えた。

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    2015年01月26日
  • 地上最後の刑事

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    隕石が地球に衝突する事が確定している状況下、自殺者が急増していた。マクドナルドのトイレで発見された首吊りしたいも自殺だと思われたが一人の刑事だけが他殺と推定し捜査を開始する。
    特殊な状況であり全ての人物の行動にバイアスがかかる。動機もそういったことの一つ。状況は伊坂幸太郎「終末のフール」に似ているが、それをハードボイルド風にしてミステリも盛り込んだ感じ。

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    2014年06月29日
  • 地上最後の刑事

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    半年後に小惑星が激突するという世界を描いた物語。ミステリーの側面はあまり強くなくて(というか推理物としてはそうとう甘い作りなのでは)、終末の世界を生きる人々の営み、心情を描いている作品として読むのが正しいような。ぎりぎりのリアル感と、終末というフィクションのバランスがうまい。翻訳者のせいか作者のせいか文章をカジュアルにしようとしすぎて読みにくくてかなわないけど、シリーズらしいので、地球の終わりを見るために読み続けよう。地震大国の我が国はひとごとじゃない。

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    2014年06月14日