ユッシエーズラオールスンのレビュー一覧

  • 特捜部Q―アサドの祈り― 下
    上下巻一気読み。てか、こんなジェットコースターのような本をチンタラ読むことなんてできない。それにつけても面白かった。
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    相変わらず読みだしたら寝られないシリーズ。

    緊迫感が張り詰めるなかで
    和めるのが
    アサドのデンマーク語の慣用句のズレぶりw
    NCISのジヴァの英語みたいで笑えます。

    そいでいつ10弾が出るんですか?
    待たれます!
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    本作も一気読みしてしまいました。
    特捜部Qの長年に渡るなんとも言えない団結力、結束力を見られて思わずうるっとくる場面も。後半のこの先どうなるの!という鬼気迫る感じが前回同様ハラハラしすぎて寝不足です。
    逮捕されたカール、次作でどうなるのか!早く読みたすぎる、すでにデンマークでは出版はされているけれど...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    シリーズ完結前という触れ込みでひときわ、作者のリキが感じられる・・とはいえ、近づいて来るのが淋しい。
    題からするとカールの「罪」とは何ぞやと思ってしまうが(ラストでは確かに、お縄だけど)その軛の状態のカールの頑張りは背水の陣的。

    比較的おとなし目に見えるローセ、そして今一元気がない感じのアサド、ゴ...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
     特捜部Qの超久しぶりの新作。最初から10作完結と予告されたシリーズでありながら、ここのところ出版そのものにブレーキがかかってなかなか翻訳が日本に届いて来ず、やきもきさせられていたところ、ようやく届いた新作が本書である。これを読み切ると、シリーズ最大の謎である昔の事件の解決編がただ一冊残ることになる...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    デンマークの警察官、カール警部補。その彼の掘り下げてゆく昔の一連の事件を解決してゆく、実に闇が深くて痛々しい真実まで気付かされてきたこのシリーズ、様相を変えてきたのは前回の「アサドの祈り」辺りからだったろうか。辛すぎる。
    それでも、『カールと愉快な仲間たち』と感じさせられてはいたけれど、今回の最終行...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    特捜部Qシリーズ第九作。

    コロナ禍のデンマーク。
    殺人捜査課長は自殺した女性が、
    過去の不審な爆発事故で息子を亡くした母親だと気が付く。
    再捜査を命じられた特捜部は、
    他にも不審な事故や自殺が起こっていることを調べだす。
    山盛りにされた塩や塩の袋と塩がからんでいたり、
    死んだ日が歴史上の悪人の誕生...続きを読む
  • 特捜部Q―アサドの祈り― 下
    読んだ。
    泣いた。

    アサド・・・
    良かった・・・
    読み始めから、不安要素が多すぎて心臓に悪くて
    なんか動悸してんじゃないかってくらいドキドキしながら読んだわよ。
    どこまで行っても心配で心配で・・・

    アサドとカールの信頼関係。
    モーナの具合が悪くなってカールがデンマーク帰っちゃう時は、どうすんのよ...続きを読む
  • 特捜部Q―アサドの祈り― 上
    今まで、濁されてきたアサドの事が明らかになる。
    ある程度の予想はしてたけど、それ以上に壮絶で。
    どうして、同じ人間同士で、あんな事が出来るのか。
    救いようがないほどに愚かなのが人間なのか。

    ラースとアサドの関係も
    サミルとアサドの関係も 
    アサドがこっそりスカイプで会話していた相手も
    東欧にコネが...続きを読む
  • 特捜部Q―アサドの祈り― 下
    この『特捜部Q』シリーズは、どこかしらオカルトというか、猟奇的というか、そういう雰囲気を漂わせていた印象があるんですが、この作品においては、その印象は一掃されています。

    この作品では、謎だったアサドの過去が明らかになるというのが大きなテーマ。なるほどね。そういう過去があるのならば、これまでのアサド...続きを読む
  • アルファベット・ハウス
    「特捜部Q」シリーズが人気のデンマークの作家、オールスン。
    じつはこれがデビュー作とは。
    重厚でスリルあふれる作品です。

    第二次大戦中。
    英国軍パイロットのブライアンとジェイムズは、ドイツに不時着。
    必死で逃げ延びて列車に飛び乗り、重症のナチス将校になりすますことに。
    搬送先は「アルファベット・ハ...続きを読む
  • アルファベット・ハウス
     戦争に赴く若き兵士たちと、戦地での悪夢のような体験。戦争を挟んで、30年後出会った幼な馴染みは、地獄のような体験により狂気という犠牲を払って待っていた。

     ひどく簡単に本書の概要を記すとこうなるが、こうしてみると1970年代に劇場で観た強烈なベトナム映画『ディア・ハンター』を思い出す。主役のロバ...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    今回も緊迫した展開で、一気読みしてしまった!
    2年ごとに、自殺や事故と見せかけた殺人が行われる。この『私刑』を見破った特捜部Qだが、カールに別事件で容疑がかけられたり、コロナ禍で街が封鎖したりなど、捜査は困難を極める。悍ましい事件ではあるが、メンバーのちょっとしたジョークや明るさに救われる。
    このシ...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    みんなほんとによく頑張った。特にゴードン。見直した。シスルの思想も分からなくもないが…。
    ここでもコロナの影響がおおいに感じられた。
    重いシリーズだけど毎回アサドの言い間違いにクスッとして和む。いよいよクライマックス。カールが逮捕され特捜部Qはどうなるのか。1作目からのステープル釘打ち機事件の謎が明...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
     これはもう、次作のことが気になって仕方がない。
     一体どう締めくくるのか。

     本作は、いつもながらの混乱と諧謔を楽しめる。
  • 特捜部Q―アサドの祈り― 上
    話がパラパラと飛んで行くので、なかなか夢中にはなれないかな。
    それとね、日本刀一振は、洋剣よりはるかに重いので、慣れない人が振り回すと足切ります、と言いたい。
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    32年前の爆発事件とその後の殺人事件、カール、アサド、ローセの互いに複雑な事情を抱えた3人組が今回もしっかり破天荒振りを発揮して、恐ろしい人間の心理を暴いていきます。ただし、今回は、そもそも原点にあるカールの昔の事件、その謎にも迫ってくる状況で物語が終わり、いやおうにも最終編への期待がかかるという、...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    シリーズ完結目前の9作目

    コロナウイルスが流行した2020年12月頃のデンマーク

    カール は課長のマークス・ヤコスプンから過去の不審な事件の再捜査を託される。事故と処理されたがこれはただの事故ではないのでは? 殺人なのではないだろうか。


    マークスから託された事件は塩がキーワード。また、調査に...続きを読む
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    かなりのボリュームだが一気に読見終えた。今回の事件はきちんと結末がついたが、この後どうなるか、次のシリーズ最終作が楽しみ。
  • 特捜部Q―カールの罪状―
    久しぶりの特捜部Q。
    そうそう、このテンポ、この掛け合い!
    あっという間に引き込まれ、まるで自分も特捜部Qの一員のよう。

    しかし内容は今回もなかなかにハード。
    犯人の狂信性が高ければ高いほど、読みながらストレスも溜まる笑

    次が最終作かあ…寂しい。