ジャニス・ハレットのレビュー一覧

  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    面白かった。
    メールやチャット、音声の書き起こし、小説や脚本の一部がまとめられている形式。
    その分、どれが情報として大事なのかわかりにくかったが、最後まで読めば全部必要だったなと感じる。

    途中からほんとにオカルトありきなのか?と疑うようになったので、最後の種明かしが面白かった。しかし、毎朝の電話はもうちょっと伏線欲しかったな。説明が唐突に感じたけど、前フリあったけ?読み落としでるかも。

    真相については、なぜ赤ん坊が必要だったのか?を考えるとしっくりくる。しかし、ストーリーとしてはそこらへんがぼかされていてうまかった。なぜ?よりも赤ん坊は誰?どこへ行ったのか?をアマンダが追っているので、読者

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    2025年04月03日
  • アルパートンの天使たち

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    犯罪ノンフィクション作家のアマンダが過去に起きたカルト教団集団自殺「アルパートンの天使事件」の謎を追う。
    地文はなく、アマンダが集めた証拠や証言、チャットでの会話記録、SNSやニュースの記事など様々な資料をもとに事件を追っていく。
    読んでいて自分もアマンダと共に事件を追体験しているような気分になるのが面白い。
    証言者の食い違いや一緒に事件を追っていた同じく作家のオリヴァーの変貌、次々起こる事件の真相に関わる者の死など目が離せない展開が続く。
    伏線回収は見事!スッキリしたーと思ったら衝撃のラストが待ってました

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    2025年03月24日
  • アルパートンの天使たち

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    群○象をなでるかのごとき、≪アルパートンの天使たち≫怪事件に触れた人々の証言。この事件を題材に本を書こうと取り組むアマンダは、そんな人々の話から象を特定し、その中の自分が必要な情報を探しだそうとする。犯罪ノンフィクション作家としての伝手や手法を駆使して。
    つまり、集英社の紹介文「事件から18年、巧妙に隠蔽されてきた不都合な真相を、犯罪ノンフィクション作家の「取材記録」があぶり出す。」どおり。

    アマンダ自身が嘘やらはったりやらを噛まして立ち回る人物なので、他人の嘘やはったりも敏感に嗅ぎ分ける。そんなアマンダがその辺をくみ取りしながら、謎を解いていく過程が読みどころ。
    また、同じ事件を追うオリヴ

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    2025年03月05日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    「ポピーのためにできること」の作者、ジャニス・ハレットの本邦二作目。好みのストーリーだったので「ポピー…」を飛ばして今作から読んでみた。

    18年前にカルト教団の中で起こった陰惨な事件「アルパートンの天使たち」。その事件録を作るために、作家のアマンダは関係者たちへインタビューを行うが、超常現象としか考えられないことや、関係者たちの証言の違い、果てはインタビューを行った関係者の死亡事故があり。。。

    いわゆる、証言や証拠書類だけで構成される作品。ジョセフ・ノックスの「トゥルー・クライム・ストーリー」もだが、この形式の小説はほぼ登場人物の会話だけでできているため、厚さの割に非常に早く読める。
    ホラ

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    2025年02月25日
  • ポピーのためにできること

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    「やっほー!」がこわい。。(笑)

    地の文がなく、すべてメールとメッセージアプリ、供述調書や新聞記事など、膨大なテキストで構成されたミステリ。こういうの好き!

    登場人物も多く、しかも翻訳ミステリのためかなかなか名前を覚えられず……好みはわかれるかも。
    そして、いろいろなやりとりから徐々に事件の全貌が見えてくるスタイルなので、それを冗長に感じる方も少なくないかもしれません。
    が、わたしはその全てが好みだったので、とても楽しめました。だんだん登場人物の名前、関係性やキャラクターが、一覧を見ずともわかるようになってきて、何が起きているのか、このあと起こるのか、ページをめくる手が止まらなかった。

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    2025年02月02日
  • アルパートンの天使たち

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    とにかく面白い。
    700ページ以上もある本なのに、1日であっという間に読み切りました。
    登場人物が多く、情報も多いので、
    ついていくのが大変ですが、かじりついて読む
    価値あります!

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    2025年01月06日
  • ポピーのためにできること

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    登場人物も多く、メールのやりとりが主体なので、内容に追いつくのに苦労しました。
    最後は、色々な伏線が回収され、苦労が報われました。 
    とても楽しい一冊でした。

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    2025年01月04日
  • アルパートンの天使たち

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    超★5 地の文が一切ない!ノンフィクション作家を疑似体験できるミステリー #アルパートンの天使たち

    ■あらすじ
    犯罪ノンフィクション作家のアマンダは、18年前のカルト集団が犯した殺人事件の取材を行っていた。カルト集団「アルパートンの天使たち」の大天使ガブリエルは逮捕されていていたが、事件に巻き込まれた少年少女2名と新生児1名は行方不明になっており、真相は明かさらないままだった。

    アマンダは当時の関係者に聞き込みを続けるうち、つじつまが合わない事実が浮かび上がってくる。過剰に隠蔽された事件の真相とは…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    超★5 おもろい!

    地の文が一切ない、全編メッセンジャー

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    2024年12月17日
  • ポピーのためにできること

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    久々にワクワクするけどミステリーを読んだ。
    フェミとシャーロットと一緒に謎解きをしてる感じがとても楽しい。メールのやり取りで物語が進んでいく構成は最初戸惑ったけど、キャラクターを掴んで行ったらグイグイ読めるようになった。
    結局アフリカでどんなことがあったんだ、という謎は少し残りつつも、読後感はスッキリ。

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    2023年03月25日
  • ポピーのためにできること

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    [きみたちにはなんの予備知識もない状態で同封の書類を読んでもらうのが最善と考えている。さて、これを読んできみたちはどう考えるかな?]
    冒頭、弁護士のタナーが実務修習生の2人に送ったこのメッセージから始まるこの物語。犯人探しミステリーであり読者への挑戦状でもある。書かれている大半が事件をめぐる関係者たちのメールやメモ、新聞記事やSNS投稿などで構成されていて、修習生2人と一緒になって事件を追っていく体験ができて本当に面白かったです。
    ミステリー好きな方にはすごくオススメだと思いますd('∀'*)

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    2022年11月01日
  • ポピーのためにできること

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    3.5

    すごく面白かった!と大きな声で言いたいけれど、ちょっと変わった小説なので、読むのが大変でした。登場人物も多いし。
    この本の良さをきちんと理解できているのか自信がないので、小さな声で言います。
    面白かった。

    自然とイッシーに注目しながら読んでいくのだけど、最後までイッシーはすごかった…。ラストは、うわぁ…ってなる。

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    2025年08月12日
  • ポピーのためにできること

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    原題は『The Appeal』。
    アピールという単語は日本語の会話の中でもよく使われるが、英語の単語の意味を調べてみると「訴える」「気に入る」「控訴する」などなど。ひとつの単語でも色んな意味があるんだな。
    なぜこんなことを冒頭で述べたかというと、この本のタイトルは、ここで起こる出来事や登場人物をよく表していると思ったからだ(無論、邦題もいい)。

    メールのやり取りとテキストメッセージ、新聞の記事や広告のみで構成されたこの本は、約700ページととても分厚い。
    ・先を知りたいがために、なんとなく読み飛ばしたくなる。
    ・ずっとメールを読み続けることに、時々飽きてしまう。
    ・登場人物が40人近くいるの

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    2025年05月09日
  • アルパートンの天使たち

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    書店で手に取った時、分厚さにおののいてしまった。
    登場人物は多いものの、みんなキャラが立ってて、サクサク読めた。地の文がないので、誰もかれもにフラグが立って付箋だらけに。最後は悲しさもあり、感情盛沢山な読後感。

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    2025年04月08日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    ロンドンが舞台。
    2003年に起こったカルト教団〈アルパートンの天使〉信者による集団自殺事件。
    そこで生き残ったのは17歳の少年少女、教団の指導者、乳児の4人だった。
    それから18年後、逮捕された指導者以外の3人の行方は杳として知れないままだった。
    ノンフィクション作家であるアマンダベイリーは未だ謎の多いこの事件に関しての本を書くために当時の関係者たちへのインタビューや、現地調査を開始する。
    そこから浮かび上がる事件の真相とは?

    ・感想
    この手の地の文がなく資料とか会話、記録のみで展開する作品好き。
    前作のポピー〜も楽しめたから本作も期待してたけど期待通り面白かった!
    からくり、

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    2025年03月30日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    登場人物が多いし、資料か膨大で読むのに乗ってくるまで時間がかかった。
    半分くらいからどんどん面白くなり、続きが気になって止まらなくなった。
    カルト教団の偏執的な事件ではなく、真相がまさかの誘拐事件だったとは!
    赤ちゃんもまさかだし、びっくりした。
    色んな要因が重なり、不思議な事件となったとは恐れ入った。
    シンを殺したのは、ホリーたちってことなんだよね?
    アマンダがあんなラストを迎えるとは思いもしなかった。
    オリヴァーがどんどんスピリチュアルな方へ行くのにどー決着をつけるんだろう思ったら、まさかのアマンダの復讐かぁ。
    2人にどんな過去があるのかと思ったら、オリヴァー本当に最低。
    アマンダの強引で

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    2025年03月18日
  • ポピーのためにできること

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    町の小さな劇団員たちとその家族
    医療従事者、法律事務所の関係者など
    いろんな人々が入り乱れ
    メールやメッセージのやり取り
    メモ、テキスト、記事などのみで
    何があったのか?
    を推測しなければならず
    事件の核心になかなかたどり着けなくて
    もどかしかった。
    でも、そのじっれったい感じと
    個性的な面々が謎をより深め
    いや、実はこの人物が黒幕では?
    と疑いが何度も揺らめいたりして
    最後までページをめくる手が止まらなかった。

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    2025年03月12日
  • アルパートンの天使たち

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    ネタバレ

    真実はいつもひとつ!ではない話し。
    登場人物が多くしかも複雑なのだが、混乱することなく読めた。
    できるなら一気読み推奨。



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    2025年01月18日
  • アルパートンの天使たち

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    ポピー、は辛かったけれど、こちらはのめり込んで読めました。どうなるんだろう、とワクワクしたけれど、バタバタと片付いていって若干の肩透かし感が。ラストも衝撃的、とまでは響かず。

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    2025年01月17日
  • ポピーのためにできること

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    情報量多すぎて、途中からかいつまみ読みにシフトチェンジ。なんとかラストに辿り着いたけど、この作風は勘弁して、、。体力使いすぎて疲れます、、。最初からあやしかったんだよ。最後の彼のメール、あんなんで納得する?そして、冷え冷えとするラストのメールも、屈託ないだけに末恐ろしさを感じました。事件の根底を意識しつつこれだけ大量のやり取りを作り上げる作者には舌を巻きますが、やっぱり内容のベースラインはしっかり書き込んでくれてる方が読みやすいし健康にも良いです。

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    2024年12月24日
  • ポピーのためにできること

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    面白い。
    ほぼ全編、メールなどのやりとりで展開されていく。異色の、でも現代的なミステリ。
    はじめは面食らうが、中にすごく変なやつがいて、なんだこいつ?と思っているうちに、引き込まれていく。

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    2024年11月05日