片岡一竹のレビュー一覧

  • 疾風怒濤精神分析入門 ジャック・ラカン的生き方のススメ

    Posted by ブクログ

    とかく難解と言われるラカンの理論を前期ラカン中心に述べているが、著者が精神分析を実際に受けていることもあり、思想家としてのラカンよりも臨床家としてのラカンを意識して描かれている。

    ラカン派のポイントは「世界の認識の仕方」と「人間の理解の仕方」にあると感じた。前者については想像界、象徴界、現実界の理解に収斂しており、現代思想にある程度親しみがあれば比較的理解しやすいと感じた。

    問題は後者である。一朝一夕で理解できるものでないのは当然だが、非常に難解である。一つには、本書で解説されるエディプス・コンプレックスが60年代までのもので、なにぶん古いこともあるだろう。とはいえこれ以上易しい解説もない

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    2021年07月17日
  • ゼロから始めるジャック・ラカン ――疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    精神分析の本を読む時、毎回エディプス・コンプレックスがピンと来なくて悩んでいたが、この本では女である自分にも理解できる説明がされていた。
    他者や理想に縛られない幸福、幸福でないことを肯定する幸福、って難しすぎると思うけど、その為に分析家という存在がいるのだと納得した。

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    2026年05月30日
  • ゼロから始めるジャック・ラカン ――疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    私は何故この本をわざわざ選んで読んだのだろう。
    読み終える頃には何かしらの発見があると良いと思ったが、見つけることができなかった。
    分からない、何も分からない。。。
    自分の理解力、思考力が低すぎて辛い。

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    2025年11月06日
  • ゼロから始めるジャック・ラカン ――疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    難しかったが、ラカンの解釈本の中ではとても読みやすいのだろうと思った。例えが親しみやすく、イメージがはかどった。
    ありのまま、欠けたままの自己を抱えて生きていくということ、それを援助することは、精神分析以外の臨床にも通ずる考え方だと個人的には思った。

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    2024年11月12日
  • 疾風怒濤精神分析入門 ジャック・ラカン的生き方のススメ

    Posted by ブクログ

    「健康な精神などというものは無い」ことを前提に
    本来的な「主体」を見つけ、知り、受容し
    ある種の居直りを身につけること
    それを助け、人を生きやすくするのが精神分析である
    しかし実際にやるとなるとなかなか簡単なことではない
    「健康な精神などというものは無い」という前提を
    疑うつもりはないけれど
    それが一般社会の常識に逆行しているのは確かなことだし
    また自分自身に居直る態度も
    周囲から「生意気」のレッテルを貼られる原因になりがちで
    だから精神分析による一種の悟りを得たとしても
    結局、社会との軋轢に直面し
    孤立してしまうことはあるわけだ
    それでまあ、かえって何かへの依存を深めてしまうことも
    たぶんよ

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    2020年08月08日