橋本宗明のレビュー一覧

  • コロナと創薬 なぜ日本の製薬企業は出遅れたのか

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    ネタバレ

    コロナでワクチン接種を皆で経験して、

    ワクチンの種類や、製薬会社について、今までより身近な話になった。

    この本は、日経バイオテクの編集長なども経て、日経の医療系メディアでご活躍される著者が書かれたものであり、製薬業界の詳しい事情や、時代を追う視点、個人を追う取材力などがふんだんに織り込まれた、とても勉強になる一冊でした。

    正直なところ、一般知識よりもだいぶ踏み込んでいて、理系ではない私には難解な部分もところどころありましたが、やっぱこういう生ものの情報は、その後どうなっているのかもとても気になり、続きを読みたくなります。

    - なぜ日本の製薬企業はコロナのワクチン・治療薬の創薬に乗り遅れ

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    2024年07月26日
  • コロナと創薬 なぜ日本の製薬企業は出遅れたのか

    Posted by ブクログ

    以前、日本の製薬会社でmRNA医薬の研究を大学と実施していた。経営陣の理解が得られず頓挫してしまった。あの時、着手していればと思うものの、理解が得られていないことも含めて、その会社の力なのだと思う。
    結局、チャレンジしない風土が、この国にはあるのだと思う。

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    2023年08月16日
  • コロナと創薬 なぜ日本の製薬企業は出遅れたのか

    Posted by ブクログ

    素人には難しい内容だけど勉強になる。
    21世紀初頭の全世界的な業界M&A合戦以降、日本の創薬は出遅れと言わざるを得ないようだ。アステラス元会長が言うところでは、以下に大きな課題があったとのこと。今も?
    ・患者の医療情報や生体試料を創薬に活かす法整備
    ・低分子化合物には強いがバイオ医薬品で出遅れ感
    ・高リスクな研究に挑むバイオベンチャーの育成

    国内の革新的医薬品の事例として、中外製薬のヘムライブラ(血友病)、第一三共のエンハーツ(がん)、協和キリンのグリースビータ(骨疾患)、塩野義製薬のフェトロージャ(抗菌)が紹介されている。

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    2024年02月25日
  • コロナと創薬 なぜ日本の製薬企業は出遅れたのか

    Posted by ブクログ

    創薬の置かれた状況を知りたいと思い、読みました。第1部と第2部で内容が異なるなのですが、国内企業がどんなイノベーションを成し遂げたかを知れる第2部が参考になりました。イベルメクチンとか天然物創薬の時代で私の認識を止まっていたことを知りました。

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    2022年07月06日