鈴木佑介のレビュー一覧

  • 映像制作モダンベーシック教本

    Posted by ブクログ


    ▼勉強になったこと
    動画は動くテキストメディア
    伝えたいイメージを映し出すのが映像
    →この言葉で従来は動く静止画として機能していた動画が、今は動く情報として機能しており、脳内のイメージが可視化されたものだとはっきりと認識できた。
    普段から「解像度」が高い低いを気にしているが、どうして「イメージの解像度が低い」ことが動画制作においてダメなのかようやく言語化できた。普段から伝えたいイメージを意識して動画制作を行うことを徹底する。

    動画制作は絵本を漫画にすることに似ている
    動画は作り手のイメージを限定するもの
    編集は視点の移動
    動画と編集を合わせることで、見せたいものを効果的に見せる手段として機能する
    動画制作はゴールから遡って考える
    映像の目的から「作るべきもの」を考える
    →台本・絵コンテ制作段階で、どんな動画になるか・自分なら見るか、が説明できない動画が良い動画・バズ動画にならない理由がここにあると考えられる。見せたいものをいかに効果的に見せるか、言語化できていなければ良い映像も編集もできない。撮影の場数こなしでどんな現場もなんなく撮れちゃいます!(そんなこと言うカメラマンは見たことがない)という自信がない限りは、絵コンテ作成を意識的に行い、フォントやテロップ、BGM、投稿時キャプションや撮影時の画角指定など詳細を絵コンテ作成段階から考える習慣を継続したい。

    編集なくして上達なし
    →なんて良い言葉なんでしょう!?
    撮影も編集も未経験で悔しくて死ぬほど編集していた昨年の夏、編集に慣れてきた頃「あれこう撮った方が面白い?」を考えれるようになったなー、と思い出した。
    これも解像度に繋がっていて、編集時にどう調理するかわかっている時は撮影で困らない。

    俯瞰、アイレベル、アオリの3位置
    ヨリ、ヒキ、ミドルの3距離
    →それぞれの持つ特徴を理解すれば、この9パターンで大枠賄える。
    これは有益情報すぎる。空間を360°で認識すると、撮影画角は無限大であり「撮影画角が難しい、、、」となりがちだが、9点押さえれば大枠賄える!と思えれば心象ハードルは下がるな、と。困ったり迷うくらいなら9点捉えておこうと思う。

    照明はバランス
    キーライト:画面内で1番強い光300w
    バックライト:逆光を作ることで輪郭を強調、被写体の50°〜60°あたりが有効
    フィルライト(レフ板):キーライトでできた光を和らげる
    キーライトよりも正面気味が有効
    →何よりも難しい照明の当て方、これで言語化できた。もう迷わないです。

    ▼感想
    なんとなく「こうだろう」と感じていた動画制作が、言語化されて「やってきたことは合っていた」と肯定されたような気持ちになりました。
    イベントでお会いしたどのカメラマンの方、映像制作の方も「絵コンテは描く」と仰っていた意味がここにあると思います。SNSアカウント運用は固定費・動画納品のため、再生回数獲得(視認性の悪さはアルゴリズムで弾かれる可能性がある)のため、顧客満足度のため、契約継続のためにも動画のクオリティは常に担保したいです。
    機材についての記載も多く、映像制作のバイブルです。今後多様な制作に携わっていく上で、悩んだり不安になった時はいつでもここに立ち帰ろうと思える本でした!

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    2026年03月26日