日蓮宗のレビュー一覧

  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語

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    ネタバレ

    【2024年4冊目】

    日蓮が晩年を過ごした身延山久遠寺に旅行した際、休憩室にて見かけた1冊。
    (サラッと目を通すつもりが、面白くて思わず最後まで読んでしまいました。)
    南無阿弥陀仏(後世や死後の世界が幸せであるように祈る)が流行っていた時代に、今生きている"この世"を大切にしようと説いた日蓮の生き方を描いた本です。

    漫画ベースでのお話パートと文章ベースの解説パートに分かれていて、構成としてもとても分かりやすかったです。

    なぜ辛くても、いつか誰もが死ぬ運命にあるのに今を生きないといけないのか
    難しい問いだし、明確は答えは無いと思いますが過去から繋いでもらった命を今より少

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    2024年09月09日
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語

    Posted by ブクログ

    いわゆる『宗教の本』のようなものから解脱して、偉人譚の読み物として興味深い。漫画とコラムが交互に綴られて読みやすく、飽きない。現代人に即応したエピソードに置き換えられているのも親切。読み終わった今、やはり、人は一貫性のある道徳や倫理観を身につけるためには、経典のような拠り所が必要なのではないかと感じる。都度都度判断するのでは、一貫性が保てないのではないだろうか。私がそうであるように。

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    2024年04月04日
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語

    Posted by ブクログ

    「日蓮上人」の教えをちゃんと知らなかったので購読。
    エッセンス把握するにはめちゃくちゃ役立ちます。と同時に漫画と法話のバランスを持ってして、理解しやすくなる法華思想の難しさも感じます。

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    2022年04月28日
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語

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    仏教の考え方が、こんなにも人に寄り添っていたことに驚きました。

    池上本願寺に行ってみようと思った。

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    2022年03月16日
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語

    Posted by ブクログ

    原始仏教は“自我”の存在すら否定する究極のニヒリズムによる解放=自由の獲得を説いたが、仏滅後百年、印度統一したアショーカ王治世に最盛期を迎えたのち印度では衰退し、(敬称略)釈迦の言いたかったのは一般大衆の救済(のはず)という大乗仏教が興起し本国を追われた月氏国人が今のイランに当たる場所で阿弥陀如来信仰をはじめた/「諸行無常…寂滅為楽」の小乗教と国家鎮護のナショナリズムが日蓮のなかでは一体となった不思議/作者は、「あなたは尊い」と迫害にめげずに妙法蓮華経唱題を勧め続けた不屈の使命感に矛盾を超えた人間性を見る

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    2023年11月02日