ローララフォンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
勇敢に立ち上がる正義の側にいるヒーローではない女性、迷い葛藤する女性が主人公のフェミニズム小説。
その場で立ち上がれなかったあなたも私も共犯者。
罪悪感を抱くべきはベティを引き摺り込んだクレオだけなのか。そして、その罪を犯した自分自身を赦せるものなのか。
当時はティーンの子に20歳も上のフィアンセがいるのはおかしくなかったからとか、利益を考慮して自分で選んだことだから自分に責任があるからとか、性被害にあうと、相手を責めるまえに自分自身に相手を責める資格がないように思えてしまう。ましてや手を貸していたなら、どうだろう。子供だったからという言い訳は、社会には通用するけれど、自分には通用しない。