【感想・ネタバレ】共犯者のレビュー

あらすじ

パリ郊外に住む13歳のクレオ。ダンスが大好きな彼女は、若者を支援する財団から奨学金のオファーを受けるが、選考委員の男から性的被害に遭う。だがその後彼女自身も周囲の少女を財団に勧誘する役目を自ら負い、何十年も罪の意識に苛まれ――。仏発の#MeToo小説

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Posted by ブクログ

勇敢に立ち上がる正義の側にいるヒーローではない女性、迷い葛藤する女性が主人公のフェミニズム小説。

その場で立ち上がれなかったあなたも私も共犯者。
罪悪感を抱くべきはベティを引き摺り込んだクレオだけなのか。そして、その罪を犯した自分自身を赦せるものなのか。

当時はティーンの子に20歳も上のフィアンセがいるのはおかしくなかったからとか、利益を考慮して自分で選んだことだから自分に責任があるからとか、性被害にあうと、相手を責めるまえに自分自身に相手を責める資格がないように思えてしまう。ましてや手を貸していたなら、どうだろう。子供だったからという言い訳は、社会には通用するけれど、自分には通用しない。

metoo運動に背中を押されて、やっと一歩すすめる女性たち。時代に感謝だね。

商業ダンサーやムーランルージュのダンサー見下す人たちに、違和感を覚えるクレオ。普段当たり前に平等をとなえる、経済的に豊かな恵まれた人間のほうが差別的なのかもしれない。
クレオが一番女性に対して偏見がないし、いつでもフラットに世界を見ている。

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2026年05月25日

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