トム・ガリーのレビュー一覧

  • 名随筆で学ぶ英語表現 寺田寅彦 in English

    Posted by ブクログ

    寺田寅彦の科学に関する随筆について、平易な英語と日本語とを対訳的に表現した書籍。
    今から約100年前に、身近な事象を科学的視点で見つめ、微細かつ分かりやすく伝えられており、今の複雑系につながる考え方を示されていたことに、新鮮に驚きました。
    また、特徴のある文体に対して、できる限り小難しくならないような英語表現に努められているのも印象的でした。

    0
    2026年07月24日
  • 英語のアポリア――ネイティブが直面した言葉の難問

    Posted by ブクログ

    読み始めると止まらなくなってしまった。
    母語ではない言語を身に付けるための方法とその意義、日本の英語教育についてなど、英語という言語と語学の勉強全般にまつわることをつれつれと述べている本。

    著者が、日本語に堪能なアメリカ人で、大人になってから日本語を学んだが、今は英語がなくても日本で生活していける人というところがポイント。
    しかも、自称「語学オタク」で、ロシアに行ったことのないアメリカ人からロシア語を学び、英語があまり堪能ではない中国人から中国語を学んだ経験があるということで、語学の勉強の経験がとっても豊富!
    (説明が難しいけど、ロシア語は、ネイティブではない人から文法など英語で説明されながら学び、中国語はネイティブスピーカーから中国語だけを使って習った、という人。さらに日本語は日本に住んで覚えたそうで、3通りのやり方で語学学習した人と言えます)

    本では、最初から最後まで、特に鋭い発見があるわけでもなく、何か重要な結論に辿り着くわけでもなく、ただ思うところをつれつれと述べているだけなんだけど、私はとってもおもしろかったし、言わんとすることもすごく分かる~と思った。

    でも、私はなんだかんだで英語のお勉強が好きだし、英語教育にもそれなりに興味があるからおもしろかったけど、他の人が読んでもおもしろいのかな? そこはちょっと疑問です・・・。

    本棚でのカテゴリは英語学習じゃなくてエッセイにした。

    英語の授業が小学校から、ということの是非について、反対ではないんだけど、効果についてはずっとモヤモヤしていた。そのモヤモヤの理由をきちんと言語化してくれていて、スッキリした。
    でも、この本が最後にたどりついた最終的な結論には心から同意、というわけではなかったかな。

    日本人にLとRを教えると、みんなすぐ発音できるようになるけど、聞き分けるのは優秀かどうかに関係なく、みんな最後までできなかった、というくだり、なんかすごく安心した! 私だけじゃないんだ~、と。
    LとRを聞いて区別するクイズとかあると好きで絶対やってみるけど、私はけっこうな確率で間違えます。

    著者は日本語の「たすけた」の「す」のUと、「たずねた」の「ず」のUは違う音、と言っていて、ビックリしたけど、自分で発音してみると、確かにちょっと違う・・・・?
    でも、私が驚いたのは、そもそも日本語は「す」を「S」と「U」に分けて考える発想がないから、え、U? 違うのそこ? 濁音と清音の違いじゃなくて?って驚いた、という感じです。

    0
    2023年03月29日
  • 英語のアポリア――ネイティブが直面した言葉の難問

    Posted by ブクログ

     私もそう思っているし、結構多くの人が感じている日本の英語教育の不思議や常識非常識を、ネイティブスピーカーで、なおかつ東大で教えている人が書いているところに価値があるように思う。
     やっぱりそうだよね、という。

    0
    2023年01月29日
  • 英語のアポリア――ネイティブが直面した言葉の難問

    Posted by ブクログ

    英語教育関係のネイティブが、応用言語学ではなく個人の体験に基づいて書いたエッセイ。ピーターソン『日本人の英語』シリーズに近い印象を持った。
    東大の英語部会の人なのに試験が嫌いなのは意外だった。確かにALESSは全く試験が無かったので、言われてみればそうかなとは思う。

    0
    2022年10月30日
  • 英語のアポリア――ネイティブが直面した言葉の難問

    Posted by ブクログ

    何のための英語か。
    教養か実用か。

    私はどうして英語を学んだのだっけ。
    息子には何を学んでほしいのだろう。

    0
    2023年01月09日
  • 英語で楽しむ寺田寅彦

    Posted by ブクログ

    明治の人にも関わらず、いまにも通じる考えの人という言事で読んでみた。
    天才と国防では、問題の心理を研究するには、その根本、土台、基礎の基礎を知らなくてはならない。専門ばかり追究するのではなく、まず土台を知る必要がある。と解釈した。
    今の日本において、どれくらいの教育機関で「基礎」を教えられているのか、どれ程の人間が基礎の大切さを知っているのか。疑問である。

    0
    2017年02月05日