トム・ガリーのレビュー一覧
-
読み始めると止まらなくなってしまった。
母語ではない言語を身に付けるための方法とその意義、日本の英語教育についてなど、英語という言語と語学の勉強全般にまつわることをつれつれと述べている本。
著者が、日本語に堪能なアメリカ人で、大人になってから日本語を学んだが、今は英語がなくても日本で生活していける...続きを読むPosted by ブクログ -
私もそう思っているし、結構多くの人が感じている日本の英語教育の不思議や常識非常識を、ネイティブスピーカーで、なおかつ東大で教えている人が書いているところに価値があるように思う。
やっぱりそうだよね、という。Posted by ブクログ -
英語教育関係のネイティブが、応用言語学ではなく個人の体験に基づいて書いたエッセイ。ピーターソン『日本人の英語』シリーズに近い印象を持った。
東大の英語部会の人なのに試験が嫌いなのは意外だった。確かにALESSは全く試験が無かったので、言われてみればそうかなとは思う。Posted by ブクログ -
何のための英語か。
教養か実用か。
私はどうして英語を学んだのだっけ。
息子には何を学んでほしいのだろう。Posted by ブクログ -
明治の人にも関わらず、いまにも通じる考えの人という言事で読んでみた。
天才と国防では、問題の心理を研究するには、その根本、土台、基礎の基礎を知らなくてはならない。専門ばかり追究するのではなく、まず土台を知る必要がある。と解釈した。
今の日本において、どれくらいの教育機関で「基礎」を教えられているのか...続きを読むPosted by ブクログ