麻加朋のレビュー一覧

  • ブラックバースデイ

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    女性に振り回された男性たちが、紆余曲折していく話。子供の入れ替えが起こった家族が一緒に暮らすことになって、その中で殺人事件が起こりテレビで特集が組まれて有名になった家族達がバラバラになっていく中隣に住んでいる男の子が事件を解決していく話。正直言うと、中盤辺りは中だるみが酷くて最終を見るためになんとか読んでいたっていう感じだけど四章ぐらいから段々と事件の真相が分かってきて、最初はあ、この母親って酷い人間だなぁって思っていたけど、でもプロローグだけが独立していたところが不思議で、最終的にエピローグを読んだら、それ以上にもっと悪魔がいたんだなぁって感じるようなイヤミスでした。自分をよく見せようとして

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    2024年05月06日
  • ブラックバースデイ

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    テレビ番組「離島のシェア家族」として有名になった鴻ノ木家と一条家は、子供の取り違えによって繋がった家族だった。しかしある事件をきっかけにして彼らは世間から隠れた生活を送るようになる。一家と知り合った少年・駒之介はかつての事件の真相を探ろうとするものの、しかしまた新たな事件が起こってしまう。事件の真相は明かされるのか。そしてこの家族に平穏が訪れる日は来るのか。読む手の止まらないミステリです。
    取り違えという悲劇的な出来事があったにも関わらず、両家が手を取り合いひとつの家族として生きるさまは幸福そうに思えたのですが。事件をきっかけにどんどん大きくなる歪みが悲しいです。事件が事件を呼び、悲劇がさらな

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    2023年08月12日
  • ブラックバースデイ

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    最初から最後までずっと面白かった。
    続きが気になって仕方ない、続きが想像もつかない展開で飽きがこなかった

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    2023年06月29日
  • ブラックバースデイ

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    多分SNSでおすすめされていたのがきっかけだったと思う。はじめは惹きつけられてストーリーに入っていけたが途中でちょっと合わなかったなあ〜と思いはじめていた頃に急展開となった。ゴリゴリのミステリーな感じで良かったです。エピローグは理解できたか不安でもやもやする。晄兄をもっと登場させて欲しかった。

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    2025年05月25日
  • 青い雪

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    麻加朋『青い雪』光文社文庫。

    第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

    一見平和な人間関係の裏に秘められた複雑怪奇な人間関係と数々の謎。謎が謎を呼び、確かに驚愕の真相であるのだが、真相の解明までに余りにも時間が掛かり過ぎているように感じた。


    避暑地の土筆町に暮らす柊寿々音は、年に一度、夏休みの数日間、同地に集まる3組の家族の子どもたち、石田大介、的場希海、秀平、蓮見亜矢と過ごすことが何よりの楽しみだった。ある夏、最年少の5歳の亜矢が行方不明となる。

    6年後、亜矢の失踪事件当日、寿々音の家の門に挟まれていたという一通の手紙が寿々音の心に疑問を投げ掛ける。『すずねはあくまのこ ははお

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    2024年05月01日
  • ブラックバースデイ

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    最後の方のがスピーディーな感じはしたけど、私的には、ストーリーが壮絶だけどわかりやすくて、ハラハラドキドキできた。途中、本当にどの人物の気持ちにも共感できるように感じて、切なかった。誰が誰の家族かがなかなか覚えられなくて苦労した。笑

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    2024年01月12日
  • ブラックバースデイ

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    登場人物らの意思を羅列する小説らしからぬ独特な文章。明確でわかりやすかったもののその分世界に入り込めなかったかも。
    ストーリーはとても良く、ずっと何かがおかしいともやもやさせられてたものが最後に全て解決してスッキリ。そしてエピローグでうわー!でした。

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    2023年09月04日