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避暑地・土筆町に暮らす柊寿々音。年に一度、夏休みの数日間、同地に集まる3組の家族の子どもたち――石田大介、的場希海・秀平、蓮見亜矢――と過ごすことが何よりの楽しみだった。ある夏、最年少の5歳の亜矢が失踪、行方不明に。事件から6年後、寿々音に明かされた一通の手紙が、それぞれの家庭の秘密、27年前に投身自殺した18歳の少女の謎、失踪事件の真相を次々を暴いていく。第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作!
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Posted by ブクログ
麻加朋『青い雪』光文社文庫。 第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 一見平和な人間関係の裏に秘められた複雑怪奇な人間関係と数々の謎。謎が謎を呼び、確かに驚愕の真相であるのだが、真相の解明までに余りにも時間が掛かり過ぎているように感じた。 避暑地の土筆町に暮らす柊寿々音は、年に一度、夏...続きを読む休みの数日間、同地に集まる3組の家族の子どもたち、石田大介、的場希海、秀平、蓮見亜矢と過ごすことが何よりの楽しみだった。ある夏、最年少の5歳の亜矢が行方不明となる。 6年後、亜矢の失踪事件当日、寿々音の家の門に挟まれていたという一通の手紙が寿々音の心に疑問を投げ掛ける。『すずねはあくまのこ ははおやはブルースノウ うらみは消えない』という謎の手紙の意味は…… 少しずつ明らかにされるそれぞれの家庭が抱える秘密、27年前に投身自殺した18歳の少女の謎、そして、亜矢の失踪事件の真相が明らかになる。 本体価格900円 ★★★★
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