今井真実のレビュー一覧

  • マイ・ディア・キッチン

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    最初の夫のモラハラのエピソードが面白く、主人公に肩入れするようになった。
    料理自体好きなので面白かった。
    主人公が夫から解放されて、自立していく様子を読んで私も男に頼らずに生きていけるようになりたいと思った。

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    2025年11月25日
  • マイ・ディア・キッチン

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    人気があったので読んでみたら面白かった。さっそくカプサイシン入りのプランパーを買いたくなり、明日はほうれん草とバゲットを買って、冷蔵庫にあるニンニクを使って料理したくなった!魚も捌きたくなる本。きっとこの本の料理担当の人は魚好きに違いない。

    読みながら思い出すのはゲイカップル+料理の漫画とそのドラマ(読んでないし、みてないが)。あと周りの人たちを温かく包み込んでくれるゲイバーのママの小説もあったな。ではなぜゲイの世界に我々は救われるのかなと考えると、そこに男女のしがらみなく友情とか家族のような関係が築けるのではという期待があるからではないか。とすると、この分野を支える読者は異性愛者の女性とい

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    2025年06月15日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ネタバレ

    モラハラ夫に管理された生活に限界がきて家を飛び出した主人公が、人と関わり合うなかで本来の自分を取り戻していくお話。一緒に生活をしていく恋愛関係にない男女3人(そのうち2人はゲイカップル)の助け合う関係性が理想すぎました。恋愛関係じゃないオトコオンナが一緒に暮らしているというと、周りの人が「ネットワークビジネス?宗教?」とか心配しだす描写とか、主人公の女性が夫に自分の意見を主張すると「ヒステリー?」って言われる描写とかがリアル。モラ夫や九州母も完全な悪として描いてないところが温かくて好きでした。おすすめ!

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    2025年05月29日
  • マイ・ディア・キッチン

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    普通の男性が一切登場しないなと、思っていたけど、案外、これが普通なのかも。
    自分が何を欲していたかに気がつくのは難しいですよね。

    いくつか美味しそうな写真とレシピがついてます。鯵のアクアパッツァは作って食べたい。

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    2025年04月16日
  • マイ・ディア・キッチン

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    まずは読む前に「マイ・ディア・キッチン」とのことで料理のレシピを中心にしたシェフのお話かと思いきや違いました。モラハラの夫が本当にいやなやつで憎たらしかったです。あと葉が家を飛び出して逃げるシーンでは裸足で飛び出したのこといかにも切羽詰まったところが良く表現されていました。天堂さん、那津さんのキャラクター設定も良く3人で暮らしていく様はほのぼのと生き生きとして良かったです。ラストの英治とのシーンは感動ものでした。これは絶対にシリーズ化して欲しいし、まだ続きそうな気がしました。今度はメゾンドパラダイスでの葉さんの活躍を期待したいと思います。

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    2025年01月30日
  • 毎日のあたらしい料理 いつもの食材に「驚き」をひとさじ

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    今井さんのどのレシピも簡単で失敗がなくて、本当においしい。その集大成の本。ずっと手元に置いておきたい。

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    2022年02月28日
  • マイ・ディア・キッチン

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    面白かったけど、けど。
    モラハラ夫の描写がすごく苦手で。
    でも、お話自体は良くて。
    でも、モラハラの描写が苦手で。
    中々にリアルな描写がきっと苦手なんだな。
    でも、物語自体はすごく良かったです。

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    2025年10月17日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ネタバレ

    ひとりの女性の自立への物語。

    自立とは、自分自身を養っていくことだと思っていた。この物語では、自分の感情や気持ちを、冷静に言葉で伝えることが出来る=精神的な自立までの道のりが丁寧に描かれているように思う。

    天堂さん、那津さんはそれが出来ている自立した人。時々お互いに感情的になるのは、そのような弱みも見せられる間柄こそ。この関係性がとても心地よい。

    男性と比較して女性がひとりで自立するのは難しいのかもしれない。だけど心だけは自立した人でいたいと感じる一冊だった。

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    2025年10月16日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ほんタメ文学賞のあかりん候補作なので購入。

    装丁もかわいくてその辺に置いて置いてあるだけでもいいインテリアになります。
    積読の時からわくわくできて良し◎

    少し読むつもりがモラハラ夫がいい感じで、この先どんな事してくるが気になって思わず読み進めてしまいました。

    全体的には特に何があるとかではないけど、人が今まで出会わなかった世界に出会って成長していく様と、美味しそうなご飯と、読みやすい文のおかげでスルスル読める感じ。

    展開が読めるのも逆に良かった。
    (久しぶりの読書だからという私の状況に合ってた)

    なんかこう、確かに展開が早いし、物事がスムーズにいってしまうから物足りない人も多いかもし

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    2025年09月24日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ネタバレ

    葉の自立していく様子に勇気をもらえた!
    人の目を気にしたり、思い込みで行動に移せないのは勿体無いと気づかせてくれました。

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    2025年08月24日
  • マイ・ディア・キッチン

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     結婚する前はとっても感じの良い男の人だと信じてつきあっていたが、結婚後は金の管理も何もかも旦那の言いなりに いつの間にか知らず知らずのうちになってしまっていた女性が、こんな生活に耐えられないと思い、金も持たずに勢いで家を出て住み込みでイタリアンレストランで働きだし、自分の本当の姿を見つめ直し、前の旦那とは離婚して強く生きて行く物語でした。

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    2025年08月08日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ネタバレ

    思った以上に良かった。読んだことない作家さんだったのだが、引き込まれてグイグイ読めた。

    ネタバレ
    主人公 葉はモラハラ夫に耐えかね家を飛び出す。(今まで逆によく溜め込めたなというくらいの暴れっぷりで.正直これができるならもっと早くに暴れるチャンスあったのでは)たまたま居合わせた天堂さんにひろわれ、恋人の那津さんとともに再生していく物語。小説ならではの天堂さんのできる男っぷりと、那津さんの毒舌だけどビジュよく、メイクとダンスがうまい魅力。二人を男性としてでなく、安心できる家族として、でも葉なりに二人を助けたりして前に進む。しかし葉の実のお母さんもモラハラ夫の肩もつし、ラストのモラハラ夫と対峙す

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    2025年07月07日
  • マイ・ディア・キッチン

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    第一話のモラハラの夫に葉があれこれ言われるのが読んでてしんどかったが、家を出たあたりからとても面白くなった。こういう三人での関係性を築けるのはいいなあ!

    ハイヒールをはいて踊り始める那津が素晴らしい。自分なんて何もできないと思っていた葉が徐々に二人のアシスタントや料理に取り組む中に自信を持ってイキイキとしてきたのがいい。元気をもらった。

    葉が那津を評していった言葉「どんなことも受け入れて、何事にもどっしりと構えられる人」。私もそういう人になりたい。

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    2025年07月05日
  • マイ・ディア・キッチン

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    妻の体型を管理し自分の好きなことしかしない激しいモラハラ夫から逃げた白石葉。たまたま出会った人の経営するレストランで働く。

    「今度から、Tバック履いてくれる?じゃないとお尻の形がチェックできないから」という衝撃的な夫の台詞。そしてレストランでの素晴らしい出会い。すごく良かった。

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    2025年04月21日
  • マイ・ディア・キッチン

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    モラハラ夫と暮らす葉は、何もかも夫に決められた生活を送っていた。ある日我慢の限界に達し葉は家を飛び出す。偶然出会ったレストランのオーナー天堂さんとその恋人那津とレストランで住み込みで働くようになる葉。そこでの生活を通して葉は本当の自分を取り戻していく。

    とにかく葉のモラハラ夫が信じられないくらい無理!体型管理や買い物にも口出ししたりして、なら1週間だって無理だ。自分をしまい込んで言いなりになっていた葉が天堂さんたちと出会い、言いたいことが言えるようになって自分に自信も持つことができて本当に良かったな。

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    2025年04月18日
  • マイ・ディア・キッチン

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    モラハラ夫との別れを決断した葉さん。心配をよそに暖かい人たちと巡り合えて、一人立ちできそうな未来が開けそうでよかったです。

    美味しそうな料理レシピも魅力的でした。
    面倒に思っていた料理もちょっとやる気アップです。

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    2025年04月14日
  • 拍子抜けするほどかんたんなのに、絶品“常備にく” 低温オーブンの肉料理

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    ネタバレ

    ある一定数居るのは個人的には好きなんだけど、低温調理の食感が苦手な人がある一定数居るのは多少注意必要。お客さん下手すると黙ってるから。

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    2024年02月07日
  • マイ・ディア・キッチン

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    装丁の可愛らしさと、軽い文体。

    その印象とはうらはらに、自立とは何か、毒親、マイノリティなど扱うテーマは幅広く重い。また、主人公「葉」の夫のモラハラと、夫の親、会社、主人公の親の反応が読んでいてしんどかった。
    後味も何だかはっきりしない。

    装丁から受ける印象とは違う話でした
    天堂さんと那智さんの存在は大きい

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    2025年12月04日
  • マイ・ディア・キッチン

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    物語序盤から怒濤の展開、牛丼屋での
    やりとりまでで葉の夫・英治の気持ち
    悪いくらいのモラハラっぷりにまいった。
    その状況を助けてくれた天堂や
    不器用ながらも葉を肯定してくれる那津の
    どちらもただいい人だけではなく人間臭くて
    嫌な部分もあったり、その他で出てくる
    登場人物が何だかんだと個性的で面白かった。

    作中でジェイが那津と葉に言った「一度、
    他人と関わると決めたら、その人に対する
    責任が生じる。最後まで引き受けられ
    ないなら、余計な親切はやらないほうが
    ベターね。結局、それが一番残酷だから。」
    って言葉がすごく今の私に響きました。
    ちょっとした親切心と優しさで
    人と関わってその後ややこしく

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    2025年11月29日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ほんタメのあかりんがおすすめしていたので読んだ本。
    初めての作家さんだけど、とても読みやすい文体で一晩で読んでしまった。

    料理人だった主人公がモラハラ夫によって、ササミしか作ることが許されず、体型管理の名目で好きなものも食べられない。
    家から抜け出して、牛丼を食べようとするシーンが良かった。
    とはいえ、レストランのオーナーやその恋人、それから出会う人たちによって、料理によって失われていた気持ちや自尊心を取り戻していくお話。
    出てくる人はみんながみんな良い人だけではないけど、それでもみんなが良いように影響しあって少しずつ前に向けるような心温まるお話だった。

    最後、夫とどう折り合いをつけるのか

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    2025年09月28日