劇的に変わる事はなくとも、新しい気づきのきっかけになるのでは。
名言そのものに惹かれても良いし、好きな作家さんや有名人の言葉だから気になって響く、という事もあるだろう。
見開きで、右に名言 左に作者の見解がある というのが面白い。(共感出来たり、全く違った意見だったり)
・石川真理子氏 本を読め
...続きを読むば何かを知るのは当たり前のこと。けれどそれは知っただけで、学んだとまでは言えない。
・よしもとばなな氏 止めることの出来ない時間は惜しむためだけでなく、美しい瞬間を次々に手に入れるために流れていく。
⇒惜しむばかりの自分には目から鱗
・國分巧一朗氏 同等の概念が失われた時、民主主義は自らに内在する欠陥を露呈する
⇒左見解を大分参照。レベルの低下は問題、自分の心の水準を上げなければ。。
・沢木耕太郎氏 ソロ(一人)で生きると、一人で道を覚え、選択するが、集団だと全体について考えない。同じ時間を生きているも濃さが違う。
⇒じっくり思い悩む事が減ってきた、サブスク時代。
・小川洋子氏 想像力でより遠くへ旅をするためには、むしろ何か制限がかかっている方がジャンプ力が出る。
⇒確かに何かあるほうが何故か捗る。。コロナのお家時間は本当に何もできず気力もなく。。
・假屋崎省吾氏 一生懸命に打ち込んだことっていうのはその人の栄養になるんですよ
⇒つい結果ばかり見てしまうけれど。。ナルホド。
・武田双雲氏 自分と違う価値観の人と接するのが、一番自分を成長させる
⇒でも、好きな人といる時間を犠牲にして、付き合うのはな~。。
・坂本龍一氏 社会を厳しく叱る人間がいなくなり、日本は少しつまらない国になったかもしれません
⇒個性を大事に、とか差別と区別がはき違えられたり。。難しい。。
・西原理恵子氏 学校は、いじめられてつらい思いをしてまで行くようなところじゃない。長い夏休みだと思って、欠席してください。そして、16歳まで生き延びてください。
⇒確かに20代へは30代の楽さを伝えたい。。14歳へは高校のクラス替えの緊張感が少しマシになることを伝えたい。。
・カズオ・イシグロ氏 私達の動機の多くは大人の理論などではなく、子供時代のそれそのままです。
⇒皆そうなのか!
・手塚治虫氏 進歩のみを目指して突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくかを、描いたつもりです。
⇒チャップリンの独裁者のラストを思いだす。空港で電光掲示板無くした、とかなんか変な省エネになってるなぁとは時々思う。
・赤塚不二夫氏 懸命に夢を見て、その夢を紙の上に実際に描かなきゃいけない。
⇒思ったことがそのまま自動書記できたら。。って誰もが思うけれど、赤塚氏は順風満帆な生活スタイルでは無かったしなぁ。。1988年紫綬褒章の時のコメントか~。。