山口絵美菜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見る将」として、あわよくば指せるようになりたい…という気持ちで読み始めました。
棋士になるまでの過程はわかりやすく、ワクワク感もあり、自分には直接関係ないことでありながら、全国の将棋が好きな子どもたちが鎬を削るところを想像して甘酸っぱいような気持ちになりました。多くの人は「棋士になる」というより「将棋を楽しみたい」という気持ちでこの本を手に取るでしょうが、途中からまるで自分が少年少女で、これから将棋界でのし上がっていこうとしているかのように錯覚するのではないでしょうか笑
どういう世界なのか全くわからない、という人でも楽しく読めるのでおすすめ -
Posted by ブクログ
私も「観る将」です。
将棋で遊んでいたのは中学生までで、今は時々ニンテンドーDSで詰将棋をやるくらい。
最後は「山崩し」とか「はさみ将棋」や「回り将棋」ばかりに使っていた、2つ折りの将棋盤と字が印刷してある安っぽい駒は今はもう無い。
将棋に関して知らないことが沢山あるのはもちろんですが、間違って覚えていたこともいくつかありました。
間違って覚えていたこと:
・王将(おうしょう)と玉将(ぎょくしょう)は、王将が上位でした。子供の頃、玉将の方が字面がカッコよく見えて、みんな玉将を使いたがっていたからでしょう。
・先日テレビで歩兵を「ほへい」と言っているアナウンサーがいて、「ふへい」でしょと思っ