木下喬弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Taka先生やワクチンを勧めている医療者に懐疑的な人は、まず「あとがき」を読んでみてはどうだろうか。医療者に対する見方が少し変わるかもしれない。
事前に、Twitterなどで、Taka先生の周囲の医療関係者などが、「”あとがき”に涙した」と言う感想を述べていて、いや、そう言われちゃうと、冷静に読みたいし、あとがきは最後に読もう、と。(ひねくれた性格がまた顔を出してしまった)きちんと冒頭から順番に読み、没頭すること2日。先ほど読み終えた。
感想を述べていた医師の方たちの言葉に嘘は無かった。色々な思いが溢れる涙だ。当事者を思うと悔しい気持ち、悲しい気持ち。外野で無関心でいた自分を後悔する気持ち。医療者の思いに対する感謝の気持ち。
HPVワクチンについて、「名古屋スタディ」と言う言葉は何度か耳にしたことがあるものの、副反応訴訟を報道するメディアも詳細に説明してくれたりはしなかったし、正直言って、私はそもそも接種対象年齢の時に、まだワクチンが承認されていなかった世代で、子供もいないので、興味が薄く、知ろう、と言う気持ちも薄かった。でも、名古屋スタディとは何なのか、世界の研究結果がどうなのかを知った時、これは大変なことだな、と思った。もし自分が癌になっていたり(検診を受けているけど、今後発症しない確約はないのだ)、自分の娘から接種機会を奪っていたら、後悔は計り知れない。
だから、強い反ワクチンの考え方の人に考え方を変えてもらうのは難しいかもしれないが、もし、私のように、単に漠然と不安があるだけの人には、ぜひこの本を読んでみて欲しいな、と思った。
勿論、新型コロナワクチンやこびナビの活動を知りたい方も、一読の価値あり!