吉井仁実のレビュー一覧
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・アートは社会に問いかけながら、その未来を作り出す。
・アートは見る人に問いを与える。
・アーティストが問いを発しているのは、人間の感覚と意識を拡張したいから。
・アートは社会に向けられた「問い」とアーティストの「作りたいから作る」という意思が不可欠。
クライアントワークだとそれらが不自由。
・アーティストが直接的な表現をしないのは、普遍性を求めるから。きわめて本質的な「問い」を間接的に鋭く投げかけ、鑑賞者がこれまで思いもしなかったことを思わせる。その「問い」が急進的であれば、誰も傷つけられることはなく、どのような鑑賞者でもその問いを感じ取れるようになり、頭のなかにある意識の壁を乗り越 -
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アートとデザインていうのは全く違って、デザインは客とか建築デザインなら施主の要求にこたえていくもので、アートは現代社会を生きてて生じた問いを社会に発してる行為らしい。
◎ 著者プロフィール
吉井仁実(よしいひろみ)
1967年東京都生まれ。アートディレクター。清春芸術村理事長。
HOKUTO ART PROGRAM 総合ディレクター。
現代アートギャラリーhiromiyoshiiを運営。
印象派、近代美術を扱う銀座の吉井画廊勤務を経て、
1999年、HIROMI YOSHII EDITIONを設立。
2010年、六本木にhiromiyoshii roppongiを開廊。
2016年 -
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アート思考=問う力であると説く本。
アートって何?という疑問に今のところ一番腑に落ちる回答を得ることができたので満足の星5。
アートとはなんだろうかと考えたときにただ独創的で、世間外れでときに奇抜な表現をするだけのものじゃないか、もしくはたまたま作った作品がなんらかの文脈に偶然はまってチヤホヤされるだけじゃないかと思う時もあった。だがそれは非常に表層的で浅ましい認識であったと気づく。
アーティストは何かしらの意味のある問いを抱えそれを表現すべく、素人には真似ができない技巧を凝らし結果的に誰にも出来なかった表現を生み出すのである。それが結果として往々にしてなんでもなかったりあざといくらい奇抜に -
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・ビジネスシーンで「アート思考」という言葉をよく耳にするようになりました。アート思考の意味と話題になっている背景を学ぶ為、本書に触れました。著者の吉井仁美さん曰く「アート思考とは現代の社会に対して問いを投げること」。自分は「問いを立てる力」が弱いと感じる場面が多かったので、本書冒頭からアート思考の重要性が腹落ちしました。
・生成AIが社会に実装されて、問題解決のプロセスが格段に効率化したなかで、「そもそも問題は何か」と問う力が重視されていると感じていたので、アート思考について学ぶことが出来て良かったですです。本を通じて「問う力」は養えると強く思いますが、本は著者が問題を投げかけてくれるので、読 -
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アート思考とはそもそも何か、それは問いかけることであるというのが筆者のご意見。アートにずっと携わってこられた方だけに、アートが身近であるがために、アート思考という意味を測りかねた上で、それでも定義するならばという感じだろうか。問いを作り、そこにアートの力で返していく。
バンクシーをやや否定していて、デジタルアートのビープルが画期的だとしているあたりも、少し先鋭的なものを取り込む意思があり、アートの世界が変わっていくのをまさに感じられている。
バンクシーも、ある種のバイオアートも、だんだんと進化しているアートの世界を表していて、新しいアートが誕生していく。これを、支えているのが社会であり、価値を -
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固定観念の壁を崩すのがアートであり、アーティストが問いを発する理由という筆者の考え。本を読んでいてたまに出会う感覚に似ていると感じました。
高校生のときにはじめて江戸川乱歩を読んだときの衝撃がまさにそれでした。人のエゴを全面に奇々怪々と描いた作品からはそれまで躊躇しながらも少しずつ壊そうとしてた性善説の壁を一気に躊躇なく壊していく破壊力がありました。こんな風にこれまでの意識や社会、人の見方を変えるのがアートであり、アート思考なのかなと読後思いました。
これまでの既成概念を改変する力がアート作品にはあるのかと実例をもとに言われるとやっぱり説得力があります。今後アート作品に触れるさいに、どんなメッ -
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1.〇〇思考という言葉が流行り出して数年経ちますが、結局何が大事なのだろうと考えたので、この手の思考法と書かれている本について読むことにしました。
2.アートとは「問い」である。アーティストは今の社会に何かしらの問いを投げかけることを自分のアートで表現しています。絵画はその一つであり、建築なども同じです。近年有名なのはバンクシーです。現代社会の課題について鋭く、鮮明に捉えた絵を描いています。
このように、アートは問いを立てており、思考法というのは、自分が課題と思うところを可視化できるかどうか、自分色に表現できるかを示しています。
3.「問い」を立てるということはとても難しいことだとあらため