かんそうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の文章を「どうにかならんか」と、藁にもすがる思いで手に取った一冊。
なんせ私の文章はサナダムシのようにダラダラと長く、オリハルコンのように硬い。
おまけに読解力なし、語彙力なし、感受性ゼロのお得な3点セットだ。
そんな私でも変われるかもと、夢見る少女のように期待を胸にページをめくった。
三宅香帆さんの『好きを言語化する技術』とはまたベクトルが違う面白さがあるが、本書はちょっとぶっ飛びすぎていて、正直置いてけぼりを食いそうにもなる。
特に印象的だったのは
「恥ずかしがらずに秋元康を飼え」
というパワーワード。
え、あの秋元康!?犬や猫じゃあるまいし、そんな大御所を召喚できたら苦労しない……と思いつつも、新鮮な刺激に当てられて、さっそく「よくわからない何か」を自分に憑依させてこの感想文を書いている。
著者の言いたいことはよく分かった。ただ、一朝一夕で変わるのは難しそうなので、当面の間は私の「サナダムシ文章」でご容赦いただきたい。 -
Posted by ブクログ
著者のブログが面白かったため、購入。
積読していたが、S・キング『書くことについて』を読もうとして挫折した流れで読んだ。
人気ブロガー・かんそうによる「文章術偽装エッセイ」
正直、過去の人気記事を引用したり、意図的に駄文で字数を稼いだりと、本好きにとっては忌むべき書籍だとは思う。
しかし、読書苦手&積読タワーの一級建築士である自分にとっては、なんやかんや得るものが多い一冊だった……気がする。
もう、350Pをかけて、「かんそう」という壮大なボケの前フリをしているみたいな本なので感想には困る。
しかし、出版後、見事に著者が月額100円のメンバーシップを開始し、エッセイ本を出版し、長年のエンタメNPO活動?に価値がついたと思えば、エンタメライターとして、ひとつの成功例としては参考にはなるのかも。
読めば読むほど、作者がネタ構文の使い手であり、我流文章術を教えてくれるペテン師であることが分かるのだが、なんやかんや惹き込まれてしまったのが怖い。
普通に面白い文章を書くのが上手すぎるし、駄文をそれっぽく思わせる才能がピカイチなので、その文章力には屈服させられた。
体感的には☆×4以上をつけたいけれど、そうしてしまうと、様々な文筆家・コラムニスト・エッセイストに申し訳ない気がするので、ここはこのスコアで。