石原陽一郎のレビュー一覧
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読むのにかなり時間は要しますが、それは内容の濃密さによるものと考えます。人の認知がどのように働くのか、重要な情報をうまく伝えるにはどうしたら良いのか、注意を保ってもらう方法、視覚などの情報の特性などについて書いてあります。
実際脚本を書く人でなくても、映画を見る時の楽しみが少し増える一冊であると思い...続きを読むPosted by ブクログ -
LC4RIのノートブックで人に読ませるのを意識した場合、低コストでどうやったら良いか分かんないけど、人間の認知機能に合わせた書き方を考えたら良いなと思った。インフォダンプになりがち。読まない、セル飛ばす、といった問題には、この辺が答えなのかも知んない。Posted by ブクログ
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認知神経科学の観点から映画の脚本を分析した一冊。一応は優れた脚本の書き方・映画の撮り方の教科書なのだが、見る側の人間が読んでも映画の見方に新たな気づきを与えてくれる。個人的にコントラストは今まで全然考えたこと無かったので次から見る際に意識してみたい。第5章の時系列操作の話は「物語のゴールは結果を知る...続きを読むPosted by ブクログ
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脳は一つの目的のためにできているー生命を維持すること
トップダウンとボトムアップ
表面情報ー制作中の物語ー長期記憶
スキーマ
シーン 地によって変化する地のこと
フレーム
スキーマのスクリプト
初頭効果
初登場シーンでその人が何をしているか、あるいはどのようにふるまっているかがキャラ...続きを読むPosted by ブクログ -
映画のシナリオで従来から定式とされているものが脳科学に裏付けされていることを示したユニークな書。とはいえ、脳科学の性格上(未解明な部分が多い)、脳科学とシナリオの関係が腹落ちするほど明解ではなかった。Posted by ブクログ
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タイトルの通りに、これは映画の脚本家を目指す人の
ための文章なのかもしれません。
ただ、脚本家目指す人ではなく、監督や、映画業界を
目指したい人以外にも、興味深く読める一冊だと思いました。
脚本を成す展開、シチュエーション、構成など
様々な視点から精神心理学を用いて検証、解説されている
各チャプ...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっと翻訳が読みづらいかな。内容的には興味深いのだけど、題材に出てくる映画を見たことがなかったりもするのでなんとなくしかわからない部分も多かった。脚本やストーリーを本気で作り出そうとしている人が読むと違うのかもしれない。Posted by ブクログ
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認知心理学も加味した、シナリオ術。
面白いのだが、引用される映画を知らんから。
んで、毎度の翻訳本の、不自然さ。たまらん。
でも、最後の章、スターウォーズの説明で、シナリオ術の全部をひっくり返すのはよく理解できた。Posted by ブクログ -
基本的にはクリエイターに向けて書かれた本。
映画やドラマの中で脚本が観客の脳にもたらす効果を解説している。
どれだけの情報を観客に処理させるかが重要で、説明が過剰になれば飽きられ、過少だとついてこれないからバランスが重要。
しっかり映画について解釈を深めたい人や感情を言語化したい人にオススメ。Posted by ブクログ -
認知を生かした脚本! ヒャッハー!!というテンションのまま読み進めると、ちょっと違った。認知は認知でも、認知行動療法で取りあつかうような認知だった。右手を動かそうと思う前に右手を動かす信号が送られているような生化学的な認知ではなかった。
むろん、誤りではなくなるほど!と思う点はたくさんあった。
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