モハメド・オマル・アブディンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白くて、かつ、すごい話。
全盲の19歳のスーダン人大学生が、偶然、日本への留学の機会を得る。福井県立盲学校、筑波技術短期大学、東京外国語大学の学部・修士・博士課程を終え、現在は東京外大の特任助教、また、ネットで調べたら学習院大学の特任教授を勤められている。専門は、中東およびアフリカの現代政治。
まだ学生であった頃にスーダンの女性と結婚し、今では3人の子供の父親でもある。
19歳の時点で日本語に接したことのない全盲の方が、日本で大学教授までになるのは、信じられない。才能と努力の賜物だと思うが、この本の面白いところは、それに対してほとんど悲壮感を感じないこと。途中で随分と落ち込む様子は書かれ -
Posted by ブクログ
いろんな意味で、参考になった。
ます、先を考えてくよくよし過ぎない。根拠はなくても、何とかなると考える。
辛さをがまんしない。
人には素直に頼る。
結婚したくなったら、さっさと決める。
とりあえずやってみる。
日本人には難しい、こういったところを、取り入れると、随分人生楽しくなると思う。
特に、知り合いから会う人を紹介してもらい、数回の会話でフィーリングが合えばプロポーズし、OKがもらえたら親に伝え、そしてここからが大切なのだが、親に相手の家族について調べてもらう。相手の家族の評判が良ければ結婚の許可が出る、というシステムね。
結婚なんてこれで良くない?たくさんの人と付き合ってもまとまらない時