平石直之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超ファシリテーション力
著:平石 直之
ファシリテーションとは、グループ活動を円滑に促進すること。
ビジネスシーンでは、「仕切る力」「統率力」を示すことが多い。著者流ファシリテーションの極意は「準備力」「聞く力」「場を作る力」である。
「準備力」で芯を外さない進行のイメージを固め、「聞く力」で軌道修正しながら議論を深め、「場を作る力」で会議の成果を出し、チームを活性化させる。
本書の構成は以下の4章から成っている。
①ファシリテーターの心得
②話し合いを円滑に進めるコツ
③ファシリテーションは準備が9割
④即使える キラーフレーズ集
アベプラの進行担当を行っているテレビアナウンサーの凄 -
Posted by ブクログ
・感想
この本は、ファシリテーションという概念を「楽しく・わかりやすく」体感的に学べる良書でした。特に、マンガ形式によって職場でのリアルな会議シーンが描かれているため、「こういう状況あるある!」と共感しながら読み進められました。理論だけでなく、実際に使える具体的なフレーズやホワイトボードの使い方まで紹介されている点も実践的です。
読んでいて印象的だったのは、「ファシリテーターは中立的な立場で、話し合いの“流れ”をつくる人」という考え方です。つい意見を主張したくなる場面でも、他者の意見を引き出す姿勢が求められるというメッセージにハッとさせられました。⭐︎4つの評価にした理由は、初心者に非常に優れ -
Posted by ブクログ
準備力、聞く力、場を作る力
会議の本質を見極め、それに自分自身をアジャストさせることができれば、ファシリテーションのレベルは大きく上がる
話しやすい雰囲気を作る手法
↑反復、要約、同調
アジェンダに対する仮説がなければ、効率的な議論にはならない
意見が対立する場面では、第三者、あるいは人ではない何かに矛先を変える
序盤にどこまで意見を言わせることができるかによって、その後の議論の深さが決まる
参加者たちを巻き込んで時間の使い方を意識させることで、ゴールに向けての一体感も高まり、引き締まった会議を作ることができます
「今議論すべき階層」をつねに意識することで、仮に思わぬ方向に議論 -
Posted by ブクログ
・ファシリテーターは、“話したい人”を見逃さないよう、参加者全員の表情や姿勢に、常に目を光らせておく必要があります。
・アジェンダに対する仮説がなければ効率的な議論にはならない
・いざ議論が始まったら、自分が用意した仮説にはこだわらない
・わからないときには「わかりません」と、すっといえる気持ちでいることは、思わぬ形で信頼を失わないためにも、大切な心構えの一つです
・いかにして相手に聞く耳を持たせるかが重要。意見が対立する場面では、第三者、あるいは人ではない何かに矛先を変える方法もあります
・会議の序盤は議論の材料を集める時間にあてるべき
・ニュースに対する第一印象は、できるだけ自分の主観に任