廣瀬健二のレビュー一覧

  • 図解ポケット 少年法がよくわかる本

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     少年法に興味はあるが、専門書を読み解くのはちょっと…という方に向けた入門書である。図解とあるように、所々に表や箇条書きによるまとめがあり、視覚的に整理がしやすい。
     また、本書は岩波出版の「少年法入門」よりも情報量は抑えてあるものの、守備範囲は変わらず、日本の司法法制だけでなく海外との比較もできるように一章を設けてあるため、初めて学ぶ方にも取り組みやすい。
     本書で基本を押さえ、各々の興味により、専門書や刑事政策に手を伸ばすのが良いだろう。

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    2025年07月19日
  • 少年法入門

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     ニュースで時折センセーショナルに取り上げられる少年犯罪に興味が湧き、積読(流し読みはしていた)していたものを改めて読んでみた感想として、時事的な話題も含め、入門書として適切な分量でまとめてくれていると感じた。
     少年法は話題に上ることは多いものの、学問の入口として耐えうる書籍は少なく、専門書を読み解く必要があったように記憶しているが、新書版で、ここまで分かりやすいものは画期的であると思う。
     本書の特徴として、著者の家庭裁判所での実務経験から説得力をもった法の解説に留まらず、諸外国との比較や、刑事政策上の位置付けなど、入門書として充実した内容があげられるだろう。
     少年に関わる法制に関わる方

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    2025年06月20日
  • 少年法入門

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    少年法を学習するにあたって必要な概観を掴むのに良い入門書,通常の刑事事件との統計的な比較や海外との制度の違いなども知ることができる。

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    2024年10月09日
  • 少年法入門

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    「あなたは少年法改正案に反対ですか?それとも賛成ですか?」
    そう聞かれたときに何となくではなく、きちんと理由をもって答えることができるようになる本。
    厳罰も保護も、根底にあるものは同じ。その手法が違うだけ。しかしながら、時代の流れとともに被害者の救済にも配慮が必要となっている。
    様々な問題を時間をかけた議論のすえ、難産のすえで生まれた改正案では、重罪と軽犯罪、犯罪の軽重を考慮しながら処分内容を決めるなど、さらに細かく分けられるそうだ。
    少年法の歴史、考え方、諸外国との比較等がわかりやすく書かれており、少年法に人生をかけてきた筆者の集大成ともいえる一冊である。

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    2021年08月19日
  • 少年法入門

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    少年法の成り立ち・意義・諸外国との比較、少年犯罪の増減、などなど、素人でも一通り分かった気になるよう、上手くまとめられており、とても面白い。題名に惹かれたら読んで間違いはない。

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    2021年08月09日
  • 少年法入門

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    少年法について、中立の立場から書かれていたように思う。自分にとっては簡単な内容ではなかったが、確かな学びの感覚があった。

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    2021年08月31日
  • 少年法入門

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    少年法はまだ若い。犯罪件数はピーク時より落ち着いてきている。専門家の意見は変わらない。
    自分にはちょっとこ難しかった。

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    2021年10月24日
  • 少年法入門

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    少年法の背景を日本のみならず、様々な国から書かれていて入門にしてはボリュームが少し多かった。ただ、他国との比較はページ数のわりに少年法の否定派に対する解答を導くものにすぎなかったと私は捉えてしまいました。また、統計が図ではなく言葉で綴られていた箇所も多く、少し読みづらい面もあった。
    ただ、裁判手順などを実際に体験した方の細かい説明は面白かった。

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    2021年08月10日