橘ケンチのレビュー一覧

  • パーマネント・ブルー

    Posted by ブクログ

    熱さに思わず巻き込まれる 著者の半自叙伝的な小説です。
    EXILEの橘ケンチさんファンならば、登場人物について「ああ、あの人ね」と見当がつく方もいらっしゃるでしょう。

    処女作とのことですが、とくにダンスに関する表現はダイナミックで熱量があり、読みながら気持ちが巻き込まれる感がありました。

    著者の熱い想いは充分に伝わってきて、読み終わったときには一緒に駆け抜けたような爽快感がありました。

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    2025年12月18日
  • パーマネント・ブルー

    Posted by ブクログ

    推しがおすすめしていた本を読んだり、推しが主演する作品の原作本を読んだりしたことはあるけど、推し自身が書いた小説を読むというのははじめての体験だった。読んでいるとなんだかケンチさんの頭の中を覗き見しているような感覚になって、こんなものを読ませていただいていいのだろうかとすら思った。ケンチさんが選んだ言葉を、ケンチさんがつづった文章を300ページ超も読めるなんて贅沢すぎる!
    小説とはいえケンチさん自身の実体験がもとになっている作品だから、断片的に聞いたことがあるエピソードもいくつか登場して、点と点が大きなうねりで繋がっていくような感じがした。「鉄平」との関係性はさすがとしか言いようがない。完全フ

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    2023年02月23日