岩尾俊兵のレビュー一覧
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巻末の「経営の教科書」が秀逸。平易な言葉だが、本質をついていて、深い。
偶然「教科書」拾った中学生の活躍を描いた小説パートも展開が早くて面白い。
題名に偽りなしなので、経営の知識がない人にもお勧めできる。Posted by ブクログ -
読みやすく、わかりやすく、クスっとなる文体で読ませる経営学の本。経営の本質をたくさんの例を示すことで繰り返し主張している。例の表現が面白く、身近に感じる。経営の本質を知ることで未来への期待もできると感じた。Posted by ブクログ
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物事の本質を見極め、長期的視野で、継続的に安心安全な環境を作り出すにはどうしたら良いのかを考えている本と理解しました。コラム、エッセイとして気軽に読める本です。Posted by ブクログ
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最初の方めっちゃいいやーーん、と思ったけど最後の方は興味なかった。というかあんまり私には関係ない話だった気がする。まあこの形式の本はそれでいいんだけど。Posted by ブクログ
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目指しているものは人類で同じなのだから、共通の利益を達成することはできる。
価値は創造するもので、奪うものではない。日本は奪うという意識が浸透してしまっている。Posted by ブクログ -
一見、経営と関係しなさそうな芸術や科学とかも経営と絡めて記載されてて面白かった。
芸術も、芸術家だけでなく芸術を評価する人がいて成り立っていること。芸術を築くために必要な筆や画用紙とかもないといけない。
科学も、研究を追求するという本目的があるが、研究を続けるために予算も必要で、国とかからの補助金...続きを読むPosted by ブクログ -
経営そのものや経営学を学べる本ではないが、ベストセラーでもあるようにユーモア盛り沢山で随所に考え方や生き方のヒントを与えてくれる楽める新書。「明日からこうしなければ」とか、「かくあるべき」という論調の押し付けがましさがないことも気軽に読める利点。Posted by ブクログ
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読みながら笑ってしまった。最後が急に真剣な感じになるのも笑う。
各章でのテーマは徹底して同じ。
有限なゼロサムゲームでなく、無限な価値創造で他者と自分の幸福を最大にすること。
目的が手段になってしまう経営的失敗は取り上げてているさまざまな例からもよくわかる。自分もどの分野においても上手くいかないとき...続きを読むPosted by ブクログ -
エッセイ感覚で面白く読めた。新たな視点があったというより、視野を広げてもらえたかなと思える一冊。
今まで経営=会社経営と思い込んでいたのかなあと思う。
仕事においてもですが、人生のあらゆる関係において、目的と手段の転倒、価値がすべて有限だと思うから短期志向、部分最適志向、現状維持志向になることはよく...続きを読むPosted by ブクログ -
頭の良い人はこんな考え方ができるんだ
すごいなあ
とまるでバカみたいな感想が正直なところ
いくつかそれはちょいと無理があるだろうと思う箇所もあるが概ね面白く読めた
新しい視点を与えてもらった 良書です
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経営の本を読んでいると欧米発の理論が多いが実は日本が発祥で欧米はコンセプトかうまいと伝えている。具体から抽象化することで応用が効くようにしていると。
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経営についてわかりやすく書かれており、14歳が読んでも、しっかり経営とはどういうことかよくわかると思う。目指すべき姿がしっかりイメージできる内容。
今働いている人にもお勧め。Posted by ブクログ -
物語形式で経営の基礎が学べる良書でした。
登場人物も個性豊かで、小説としても楽しめます。
「自分もビジネスをやりたい」と思わせてくれました!
作中に出てくる「みんなの経営の教科書」も最後についているので、ぜひ読んでみることをおすすめします。Posted by ブクログ -
あらゆる物事に経営の視点を入れることで幸福を手に入れることができる。目から鱗ではあるが、各章のエピソードにピンとこないものが散見される。最終章の文体で通した方が読み易いし、理解し易い。Posted by ブクログ
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答えが書いてあるようで書いていない。色々挫折とか失敗を繰り返して心の余裕のなさを思い知って沢山悩んだ人ほど、これを読んだらふと気づいて立ち戻る?省みることがある内容な気がする。Posted by ブクログ
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前半は面白かったのですが、後半は何となく失速か。経営、すなわち価値創造。各分野で話題になった本や説のエッセンスをまとめた感。人生の「目的」は幸せになること、即ち、価値を創り出すこと。究極の目的に立ち返り、対立する手段、対立する意見がそれぞれどう目的に寄与しているかを考える。行き詰まった時は、一歩引い...続きを読むPosted by ブクログ
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家庭の日常で起こることも含めて、色々な問題の解決策の考え方が提案されています。手段が目的化したせいで余計な対立や葛藤が生まれているような事例が多いです。いったん最終目的を再確認し、自分が、もしくは対立する双方が納得できる解決策を考えだしましょう、という弁証法的でシンプルなメッセージです。そこに皮肉た...続きを読むPosted by ブクログ
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幸せをつくる価値は有限ではなく、無限に創造できるとは、発想が転換された。個々一人一人の幸せを追求することが、経営だと知った。頭が柔らかくなった気がして、面白かった。Posted by ブクログ
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「令和冷笑系エッセイ」と言いながらめちゃ熱い想いが溢れている新書です。『経営とは「価値創造を通じて対立を解消しながら人間の共同体を作り上げる知恵と実践」であること』が忘れられている、と憤り「経営概念と世界の見方そのものを再・転換する」という壮大な意図を持って生まれた本。どんなに軽妙を装ってもこぼれ落...続きを読むPosted by ブクログ
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知人が、勤め先の社長は経営が下手だとこぼしていた。
何言っているんだ、と呆れると同時に、
そもそも経営ってなんだろう?と疑問に思っていた時にこの本を手に取った。
読み終わっても、やっぱりわからないんだけど、
とにかく、経営とは僕ら一人一人が気持ちよく生きていくために、生み出す何かのことなんだと思...続きを読むPosted by ブクログ