日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~

日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~

ビジネス・実用
990円 (税込)

4pt

かつての日本企業が抱いていた「お金より人が大事」という考え方は決して理想主義ではなく、実利に適ったものであり、それこそがビジネスを繫栄に導く強みであった。しかし、日本企業はいつしか人より金に走り、アメリカ式の経営を表層的に真似し、低生産性と低賃金の低空飛行に陥った。どうすれば、この「負のスパイラル」を抜け出せるのか? 東大史上初の経営学博士にして平成生まれの慶大准教授が放つ、渾身の日本企業再生論。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / ビジネス教養
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~
  • タイトルID
    :
    1440588
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本の弱みと強みを分析し、勝ち筋を提示する希望の書。
    文章は平易で読みやすく、近年日本が負け続けてきた理由も、再び勝ちうることもストンと腑に落ちる。
    特筆すべきは「言いっぱなし」ではなく、著者自らの実践例が示されていることで、これでこそ研究者だと感動した。
    理論と実践を兼ね備えた岩尾氏の活動を追いかけてみようと思う。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    同じ表現を繰り返しがちなのが読んでいて少しくどかったものの、とても興味深い内容でした。経営の巧拙で天国と地獄ということは異論の余地はあまりないと思いますが、その巧拙の解釈や、どんなものさしで評価するか、材料とヒントがたくさんありました。学術的な知識がなくても読めるのが新書の良いところですね。自分の所属する組織を少し客観的に分析するポイントも得ることができると思います。筆者は平成生まれ。これからも良い研究と発信を期待したいです!

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    いろんな組織で働いていて、またいろんな組織論の本を読んでいて感じていた違和感を明確に言語化してくれてスッキリした。
    人を大切にする組織作りはまさに日本がやってきた経営ではないか。松下幸之助さんもどんなに経営が厳しくても社員をクビにせず、社員のことを大切に思っていたように、日本らしさに象徴されている。
    これが小手先の技術によって急速に失われつつあったことに危機感を覚えていたが、著者もその点を指摘されていた。

    本書を読んで改めて、自分の目指す道は間違っていなかったという後ろ盾をもらえたので、これからも邁進していきたい。

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    溜まってる本が多いけど、別の本も買ってしまった。

    経営教育の普通化とともに、研究マインドの企業人への普及が進むと、コンセプト力も高くなるかな。つまり、大学で真面目に学問の楽しさに触れられる学生さんが増えてくれば、、、

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    サブタイトルが相応しくない。もともとの、日本式経営の逆襲、がしっくりくる。経営技術で日本は他国に劣っていない、足りないのは自信、との指摘はもっとも。各種シミュレーションの結果は非常に興味深く、掘り下げて知りたいと思った。マクロ的な視点とミクロ的な視点の融合が絶品で、非常に学びになった。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    2024年正月に凄い本に出逢ってしまった。新書版のお陰かもしれない。1993年学卒で、「根拠のない悲観論」に陥ってた身としては、“失われた30年”という質の悪い霧が晴れる想いだ。しかも、本書の内容について著者は「著作権を一切主張しない(p10)」
    一番引用したいのがこの箇所。
    「日本が経営技術の逆輸入的状況を脱却し、経営成績・経営技術・経営学すべての意味で、日本が世界をもう一度席巻したとき、真の意味で「日本“式”経営の逆襲」が達成される(p280)」
    一大学人ではあるが、組織の一員として、「価値創造の民主化」のため、自分の人生を経営していこう。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    本のタイトルが少々センセーショナルなので半信半疑で購入したのですが、刺激を受けました。

    価値創造の民主化もカイゼンにつながるわけですね。というかカイゼンである。そして、カイゼンを潜在的な問題解決の連鎖と捉えることで、カイゼンをイノベーションの連続体として把握し、イノベーションそれ自体のマネジメントへと議論を展開していきます。

    コンセプト化を促す一般則も出てくるかと思っていたのですが、それはそれぞれに任せられているのかもしれません。

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    日本の経営技術は素晴らしいのに、それを抽象化してコンセプト化する能力に優れていなかったために、日本の経営技術をはじめ世界中の経営技術を取り入れて抽象化しコンセプト化してそれを輸出するアメリカの後塵を拝し、実は自分達が発祥である経営技術コンセプトをアメリカ発のものとしてありがたく逆輸入し、それによって手慣れた経営実践を手放して敢えてアメリカ発の(実は自分達がやってきたことを少し整えただけの)慣れない方法論を取り入れて業績が悪化するという弊害が生じているという。
    著者は、日本の経営現場の個々の人は論理的思考力において優秀だが、組織として抽象的な議論を好まない風潮がよくないと指摘する。重要な指摘だろう。確かに、経営の現場での議論はすぐに「で、それは具体的にどうやって解決に繋がるのか」という具体的な成果が求められる傾向にあると思う。
    これを抽象的な議論として昇華させ、それによって現場での文脈依存を断ち切った第三者による反証も可能な理論としてブラッシュアップし、科学的な検証を加えて新たなアイデアとの融合や知識の蓄積を付加したうえで再度現場にフィードバックすることで得られる効果は大きいと著者は言う。
    著者の試す、「Kaizen」のコンセプト化は、カイゼンをイノベーションの連鎖であるとみて、アイデアと資源が組織内で遍在し潜在している中でそれをどう出会わせて集約して小規模なカイゼンから大規模なイノベーションまでをバランス良く起こすかを解き明かそうとするものであり、極めて興味深い。

    最後に著者による経営の定義として、「価値創造の主役は人間であり、価値創造の障害を取り除くのが経営である」という主張は、経営の本質を突いていると感じた。
    星4つ!

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    現状分析に関しては共感できるところが多い。
    例えば、テーマの骨子であるコンセプト化の弱さについては、他のジャンルにおいても類似の指摘を見ることができる。IT産業においては、各社のプロセスが独自的でシステムの方をそれに合わせることが産業化してしまい、標準化をすることで各社のプロセスの方を効率化し、システムの方をグローバルに売り込むということができなくなっていることが指摘されていたし、コンテンツ産業においては日本では職人性のある天才がもてはやされる一方で、ハリウッドではそういった人たちを分析し、教育パッケージとして確立することで、ベターなコンテンツ大量に生み出して産業として勝つことができているということが指摘されていることを想起させられた。
    本書では、また、日本の経営技術を信じる力で負けていると言う指摘があるが、これについてもNHK 100分de名著ナショナリズムの回で触れられていた、敗戦とバブル以降の停滞を経て、日本人は自分たちに自信を持つと言うことをできなくなってしまっているのではないかという指摘を思い出した。
    本書は啓蒙の色が強く、この課題について具体的にどうする?と言う話は、そこまで語られていないが筆者の言うように日本が自信を取り戻し、経営の世界においてもリードできる存在になって行けたらいいと思う。

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    著者の「世界は経営でできている」を先に読んだこともあり学術的な要素が強い本書は新書としてはやや難しく感じた。「価値創造の民主化」という一貫したメッセージは理解ができることと、アカデミックな立場から著者自身がこの問題に取り組むとの姿勢も非常に好感が持てる

    0
    2024年12月31日

日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / ビジネス教養
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~
  • タイトルID
    :
    1440588
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月18日
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    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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