エリーザ・プリチェッリ・グエッラのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
手紙のやり取りでできているこの物語、冒頭から掴まれました。
図書室の本に挟まれた秘密の手紙、それをたまたま見つけた少年。彼が返事を書いて本に挟んでおくと、差出人の少女からも返事が挟まっている。
図書室の本を使って文通を始めるユーナ(仮)とダン(仮)。他愛もない日常の話から、だんだんお互いの姿を想像して盛り上がったり、いい雰囲気になっていったり。
…と同時に、何か不穏なムードも漂います。
この2人ってどういう学校にいるの?なんかおかしくない?と。
そこはかとなく「わたしを離さないで」感も漂うのですが、とにかく続きが気になりすぎて、次の手紙!次の手紙!と一気に読んでしまいました。
なかなかな真相 -
Posted by ブクログ
本に手紙をはさんで文通ということで、以前に原書で読んだWords in Deep Blue(未訳)というYAを思いだしたけど、それよりもずっと、そういう形でしか手紙をやりとりできないという状況に真実味があってよかった。環境の異常さがちらちらと顔をのぞかせる前半は、文通のなかの「恋のかけひき」みたいな部分がわたしのテイストからすると少し過剰で、気持ちがそがれるところもあったが、さまざまなことが明らかになっていく後半は一気読み。
『わたしを離さないで』を思いだした人も多いようで、それも納得だけれど、比べてどうこうということではなく、これはこれとして面白かった。ネタは案外古風で、むしろ『カッコーの