大麻博物館のレビュー一覧

  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

    Posted by ブクログ

    この著書のサブタイトルである「古くて新しい農作物」ってまさに的を得ていると思った。
    大麻なんて稲作よりもっと古い古来の農作物で
    今現代のこの国では違法とされている嗜好品としての立ち位置では決してなく
    普通の日常生活に当たり前に身近にあった、それが日本の産業としての大麻という存在であったのに。
    戦前は国の発令で大麻を皆さん育てましょう!と言ってたのに戦後GHQの指示で大麻が違法対象になり
    何故か海外から入ってきた嗜好品である大麻と一緒くたになってるって本当不思議な話。
    そして嗜好品の方は海外では医療として使われてる云々はもちろんよーくわかるけど
    今の今国の法律で一部の農家だけしか栽培できないとい

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    2023年08月12日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

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    恥ずかしながら、題名の『大麻』をまさにドラッグのことと判断して手にとりました。
    そして、最初のページから頭ふっとばされました。
    自分がまさに本書で指摘されている、間違った認識の日本人の典型だったことに、恥ずかしいやら悲しいやら…。
    お正月には必ず最寄りの神社でお札を購入しますが、その際の伊勢神宮のお札が『神宮大麻』とあるのを、なぜタイマ?というか神聖な場所で「タイマ」と発声してよいのかと毎年悩んでいて、仕方なく「伊勢神宮のを…」とゴニョゴニョお願いしていましたが、20年来の疑問が解消しました、猛省します。
    来年からは「ジングウタイマください!」とはっきりと発声します!

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    2021年11月07日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

    Posted by ブクログ

    北米での大麻ビジネスは知っていたが、日本でも農作物としての大麻は稲作より早くから栽培され、日本人の衣食住を支えてきたものとは本書を読むまで知らなかった。
    衣類、漁業網、神社のお札等、大麻は生活に根ざしていることが分かった。
    一方、大麻取締法は農作物としての大麻保護を目的としておらず、世間の偏見を招いている。
    農作物としての大麻を守る動きを日本もしていくべきだと感じた。

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    2021年07月04日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

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    日本においてはすっかり、違法薬物のイメージが定着してしまった「大麻」について、日本での起源から取り締まり対象になるまでの歴史、その間どのように人々の間に定着していたかを、宗教、衣食、文化、あるいは医薬、デザインとしての模様等々の観点から記すことで、あらためて大麻について真面目にかつ、真剣に考えてほしい、と提言している本。

    確かに現代においては、大麻=違法薬物と思っている人がほ富んだと思うが、本書を読むと、そもそも日本では米よりも先に栽培されていたこと、それは、海外の大麻と異なり、向精神作用物質をほとんど含まないこと、各地の地名や人名にに「麻」の文字が広く使われていること、海外原産のものを使用

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    2021年07月02日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

    Posted by ブクログ

    日本人に向けて、大麻についての正しい知識が解説された一冊(著者は栃木県にある大麻博物館)。衣服や、食、薬として使われていた大麻の歴史~宗教における大麻の役割などなど、さまざまな側面から大麻について語られる。畳や蚊帳、漢方、七味唐辛子など私たちが普段使っている物の中にも大麻が使われている(いた)など、トリビア的なものも多い。医療用に承認されているCBD(快眠・リラックス効果があるとよく聞く)に関しては、ドン・キホーテなどでも売っていて、格闘家の方の中にも使っている人も多いのでちょっと興味はある。

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    2021年05月30日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

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    「大麻」という言葉が持つネガティブなイメージを払拭しようと、様々な事例で果敢に立ち向かう著者の姿が浮かんだ。

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    2024年12月16日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

    Posted by ブクログ

    「大麻」なんて言葉はニュースで芸能人が大麻所持で〜ぐらいにしか聞かない日本。しかし本来日本は大麻と深いつながりがある、ということを解説してくれる本。

    海外では嗜好用大麻も解禁されてきているほど身近な存在になってきているのに、日本では「ダメ、絶対」以外ないですもんね。CBDなんかについてはちょこちょこ聞くようになってきましたが、なんか健康に良いもの?程度の認識しかないと思います。

    この本を読んでそのまま大麻吸わせろー!なんていうことにはなりませんが、一部歴史を知るだけでもこの先なんらかの時の情報になるかもしれません。

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    2022年06月23日
  • 日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見

    Posted by ブクログ

    ねずこちゃんの着物や横綱に大麻が使われているのは知らなかった。

    吸う大麻として使用していないのにGHQに禁止され大麻農家が打撃を受け1960年以降に吸う大麻の文化が入ってきてから日本にとっての大麻が誤解されて今に至るのが悲しいことだと思った。

    大麻=薬物で名前を言うのも憚れるような雰囲気は自国の文化を知らないことと同義なので今後変わるといいなと思った。

    また日本にあるのは繊維型の大麻であることも初めて知った。
    医療や文化や他国の大麻の扱いを取り上げる本だと娯楽としてもタバコほど害がないので推奨として論じるものが多いけど健康な影響や幼児の誤飲、火事やイメージ払拭のための宣伝費などについて触

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    2022年05月23日