椎野直弥のレビュー一覧

  • 僕は上手にしゃべれない

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    まさか古部さんも吃音だったなんて思いもよらなかった。しかも読んでいて、ああありありありがとうなどと読みにくかったりしたけど、弁論大会の悠太の文章の最後の方は同じ言葉をずっと繰り返さないで書かれていて、あっと思った。

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    2025年11月10日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音を抱える当事者として読みました。
    吃音者の抱える悩みをとてもよく表している。
    悠太くんの「本当に、自分にとって吃音よりつらいことなんてなかった。もし吃音が治るのなら、どんな苦しさや痛みにも耐えられる。どれだけ殴られたって、全身をナイフで切り刻まれたって、毒を飲めと言われたって、その先に普通に声を出せる未来があるのなら僕は受け入れる。むしろ進んでそうしたい。」という言葉。これは本当にその通り、みんなが当たり前に出来ることが自分にはできない。周りから笑われたり、「どうした?」って顔をされる恐怖。当事者として本当に実感できる。
    私は幸い、成長とともに症状は和らいでいき、今ではたまに「言い換え」を

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    2024年12月12日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音の症状があってからかわれたりいろんなことがあったと思うけど吃音でも伝えようとする悠太に感動しました!

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    2024年08月03日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    最初は学園アニメみたいな話だと思っていたが、読み進めるうちに、胸が苦しい思いがして、どんな未来があるのか早く読みたいと思いながら読んだ。

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    2024年06月23日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    この本の読書感想文が、書かれていたのを見て読んでみた。
    主人公の男の子の会話がそのまま文章になっていて、それが悩める子どもの叫びに聞こえる。
    中学生時代に、感想を書きたくなるような本に出会えるのって貴重な体験だと思う。

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    2024年01月23日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    主人公は吃音というハンデを持つ中学生の男の子、柏崎悠太。
    悠太が初めて自分は他の人とは違う、と感じたのは小学校一年生の時、学芸祭の演目でたった一言のセリフが言えなくて、その出来事はずっと彼にとって辛い思い出として残ってしまっている。
    中学入学を機に、頑張ろうと自分を奮いたたせる悠太は、自己紹介で言うことを何度も何度も心の中で反芻し臨もうとした。…が、やはり言えず仮病を使って逃げてしまう。
    やっぱりダメだった…そう落ち込む悠太に、己と向き合うための新たな一歩を踏み出す転機が訪れる。
    そう、これは吃音を抱える悠太の成長物語である。

    悠太は一言で言うと、とても優しい良い子だ。
    けれど、吃音を抱える

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    2022年05月25日
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    自分を変えたい、でも変えられない。この葛藤の中で、立ちすくみ、そして、一歩踏み出す感覚。胸が締めつけられる。

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    2021年07月30日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音症という言葉を始めて知りました。
    「自分もみんなと同じように普通に喋って、普通の生活がしたい、でも普通に喋れない」バカにしてきたり、笑われることもあったけど友達、先輩、先生、家族たくさんの人が支えてくれ、助けてくれた。そこから苦しいのは自分だけじゃないと知った。とても感動的で、勇気が出る作品でした。

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    2021年06月07日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音で上手く喋れない中学生のお話です。話すたびにからかわれたり、笑われたりされて、話すことから逃げてしまう悠太。みんな優しくしてくれるが、吃音でない人には、この苦しみは分からないと言ってしまう悠太。確かに分からないかもしれないが、自分自身のことをよく理解してくれていた家族。そこからだんだんみんな苦しみを味わっていたんだと知る悠太。とにかく感動。
    私は吃音のことをよく知らなかったが苦しみは想像できた。でも、この想像以上に苦しんでいるんだろうなと思った。一人でも多くの人がハンデを背負っている人のことを知る努力や、苦しみを想像することをしてほしいと思った。そして、ハンデを背負っている人が努力をして辛

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    2020年09月17日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    苦しいお話だった。魔法のように吃音が治っちゃうような都合の良いお話じゃなくて良かった。折り合いのつけかた。お姉ちゃんがいい子でいなければいけなさすぎて辛くなった。

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    2025年09月26日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音についての理解が増した
    主人公の勇気に感動した
    分かってもらえないと感じている主人公が本当はみんなに支えられていると気づく場面を見て、自分には関係ないと思っている人も本当は陰で支えてくれているのかもしれない、悪い人ばかりではないのかもしれないと思えた

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    2025年08月26日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    ネタバレ

    タイトルを見て、気になって読んだ本。私も上手に喋れないなって思うことが多く、ヒントを得たい気持ちもあった。ストーリーや後書きによれば、吃音を治す手立てはなかなかないらしい。
    生活していく上で必要な会話でハンデがあるというのは苦しいだろうな。主人公の悠太くんのように、聞けば周りの人があれ?って思ってしまうような話し方の場合、そして、周りの人たちの気持ちを細やかに感じ取れる人ほど、辛いだろうなと思う。
    相手の状況に対して、驚くことはあっても、それを馬鹿にしたり、詮索したりして相手を傷つけないようにしたい。自分は普通じゃなくて辛いと思っても、普通の人なんていないと、自分のできなさを受け入れながら生き

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    2025年07月22日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    こういうハンデのある人たちのお話を読むと考えることが、「普通」とは何かという事。
    そして、隣の芝生は青く見えるという事。
    幸せそうな人を見てると殺してやりたいなどの発言をネットやニュースなどで耳にすることがある。
    人間誰しも見えない部分で苦しんでいるんだよなとも感じた。
    ただ、どうしても僻んでしまうのも人間の心理であり、、、。
    そこに対しての逃げてもいいし、失敗するまで戦ってもいいという言葉はすごく励みになると感じた。
    また、吃音についても学べるのはとても良いと感じた。
    吃音に対する日本の整備も整っていないことが提唱されているのも良いと思ったし、健常者と同じフィールドに立たせるにしても、配慮が

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    2025年05月17日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    ページも文字の大きさも良くて、すごく読みやすい!!悩んでいる時は自分だけが辛いと思いがちだけど、どんなに幸せそうに見える人でも何かしら悩みを抱えていて。もう一回頑張ってみようと思える一冊

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    2025年05月09日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    この本は、私が中学校の頃に読書感想文で書いた本。

    色々と学校では周りの目も気になるし、自分が悪い意味で人と違うんだなっていうのを感じると凄い嫌な気持ちになるし、悲しくなるし寂しくなるし。逃げ出したくなる気持ちもめっちゃわかる。けど、この主人公は、最初は逃げてばかりいたけど、いろんな人と接して良い人と巡り会っていくうちに、今の自分を受け入れて自分から逃げないようになるのが、すごく感動したし、4年経った今でも心に残ってる。
    買った本だから、また今まで買った本読み終わったらもう一度読み直してみたいなと思う。

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    2025年05月02日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    大前提として、児童書。

    会話が多く、吃音を抱えた主人公と周りとの関係性が捉えやすい。
    また、心情も多く書かれており主人公像が掴みやすい。
    情景描写はほぼ無いため、感情の変化を書いた作品で読みやすかった。

    サラサラ読めるのに対し、葛藤や思いやりが沢山書かれているので読んでいて楽しかった。

    題材はもちろん楽しいものではなく、主人公が吃音に対してどう捉えるか、の変化を問う作品。

    暗くなりすぎないで終わらせた具合は本書をよむ児童にチャレンジ精神を与えると思う。
    予想通りの展開であることも、ストンと読めた。

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    2025年03月10日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    〝吃音〟という、うまく言葉が発せない症状について。
    知ってはいましたが、実際に吃音の方に出会ったことはなく、実際の苦しみとか、生活の中での障害とか、そういったことに向き合うのは初めてでした。

    YAの本だったようで読みやすく、主人公と同じ中学生くらいの方でも理解し、吃音について触れられるいい作品だと思いました。

    悠太の周りに優しい人がいてよかった。その、周りの優しさに気が付けた彼の成長もよかったと、心温かくなれる1冊でした。

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    2024年07月22日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音というハンデを抱える男子中学生の話。
    皆の前で「僕は、じ、じじじじ上手に、しゃべることができません」といった時には、グッと拳を握った。
    人の個性(吃音も一つの個性)と認めこと、そして周りに自分を支えてくれる人がいることを意識したい。

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    2024年07月19日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    場面緘黙、吃音、さまざまな困り事を抱えている子ども達と接することも時にはある。
    時にはイライラしながら、待つこともあれば、ゆったりした気持ちで、待ってあげられる時もある。
    物語を読み進めるうちに、自分の心の持ち方次第で相手に対する接し方がかわり、自分を取り巻く環境もかわっていくことを痛感しました。
    人を揶揄うと周りが笑ってくれる。
    場は和んでいるように見えるが、それは見せかけ。
    笑いを求めて、自虐的になったり、他者を揶揄う。
    これは、人間という動物の特性なのか。
    もっと自由に気楽に、だが一人一人が責任を持って生きていかなければならない。
    日々反省ばかりです。

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    2024年07月06日
  • 僕は上手にしゃべれない

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    吃音の男子高校生のお話。吃音って今まで全く知らなかったしこれで初めてしって本当に人って色々なことで悩んできたんだなって、「私だけ」という気持ちを晴らしてくれました。でもだからこそ助け合いをしていきたいと思いました。

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    2024年06月26日