コロポテのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
主人公より、
偽者聖女・ナタリアのほうが断然感情移入できます。この時点で、既に物語は破綻しているのでは?と感じてしまいますね。
主人公・エルヴィラを追い出したナタリアの過去話が挟まる巻。引き取られた男爵家で金銭目当てに嫁がされる運命から逃れたくて、必死に相手探しをしていた矢先、身分を隠していた王子に出会うナタリア。ナタリアの身の上に同情した王子が、なんとしても救い出そうと動き出し、それがエルヴィラ失脚の策略へつながったのでした。
正直、何もかもを持っている主人公にどう感情移入すればいいんでしょうか。もちろん本人の努力もあったのでしょうが、元より生まれからして選ばれ、公爵令嬢の身分も地位も確立され、隣国でもすべて準備されて周りから支えられるような人物。主人公であるはずのエルヴィラには、あるべき試練や葛藤が何もありません。隣国でも認められたくて聖女の証である百合を咲かせようとはしてますが、普通に咲いてます。そりゃあ咲くでしょうね、だって聖女だからっていう感じです。
偽者のレッテルをはられ、生まれ故郷の国を追い出されたのは不幸ではありますが、それをはるかに凌ぐ幸運(隣国の皇太子にすぐ結婚を申し込まれる、皇太子の両親も反対していない)があって帳消しです。むしろおつりが来るレベルです。全部予定調和。
泥臭く、汚い手を使ってまでも、平民の地位から成り上がろうとするナタリアのほうがまだ好印象が持てますし、こっちを主人公にすればよかったのではと考えてしまいます。読者がこう考える時点で、既に作者に物語を書く能力は果たしてあるのか、疑問です。 -
購入済み
読んでて恥ずかしかなる漫画
登場人物の言動がやたらとオーバー、かつ、どのコマもthe演技って感じが拭えなくて、読んでるこっちがなんだか恥ずかしくなりました。
おそらく諸々の表現が古くさいこともあり、少しださく感じてしまうのだと思います。
特にヒーローが情緒不安定で魅力がありませんし、平然と誰かを罵っているのをみて、ヒーローなのに人柄が……ととても残念でした。
次巻を買うことはないと思います……。