文縞絵斗のレビュー一覧

  • 依存

    Posted by ブクログ

    たしか湊かなえのエッセイで話題に出た本。ミステリーは頭で直ぐに犯人を特定したくなるけど、進む事に一筋縄ではない事件で、親子の愛が絡んだ複雑な話で面白かった。

    0
    2024年05月13日
  • 葛藤

    Posted by ブクログ

    『依存』で第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した文縞絵斗さんの受賞後第一作目の作品。

    乳児が殺められてしまうプロローグから衝撃的。

    物語はそこから一転。
    結婚8年目で授かった娘・芽依の生後一ヶ月の御宮参りの場面へ移行する。

    夫の両親を交え五人揃っての平和な場面に和んでいたのもつかの間、夫が目を離した隙に芽依は誘拐されてしまう。

    目まぐるしい展開に気持ちが揺さぶられまくり。

    誘拐事件の真相は大方予想通りだったが、冒頭の乳児殺しの犯人は想定外。
    洗練されているとは言い難い文章だがリーダビリティが高く一気読み。

    0
    2023年02月18日
  • 依存

    Posted by ブクログ

    ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作品。

    高校生の息子・真斗と二人暮らしの香奈枝は、友人の紹介で知り合った恭一と結婚する。
    お腹に新しい命が宿った矢先、恭一が何者かに刺殺されネットには犯行声明の様なカキコミが。

    息子の真斗が犯人なのではないかと疑いを持った香奈枝はある行動に出る。

    犯人探しのミステリーに、母と息子の共依存を掛け合わせた物語。

    デビュー作とあって、所々、文章にあかぬけない感じはあったものの、リーダビリティが高く終盤の二転三転は楽しめた。

    最後の最後がやや冗長した点と内容と装丁のミスマッチは勿体ない。

    0
    2023年02月19日
  • 依存

    Posted by ブクログ

    犯人は誰なのか?
    二転三転して面白かった。
    大切な決断をくだすのが早すぎる。
    もっと話し合ってゆっくり決めればいいのに。
    恋人親子。息子が1番っていうのはわかる。

    0
    2021年12月16日