能登崇のレビュー一覧

  • ない本、あります。

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    写真から話を作る、そして架空の筆者に経歴まで詳細に本物の本。内容も簡潔にまとめてあり想像を膨らましながら読めて忘れてしまう内容だけど違う世界に連れて行ってくれる、三崎亜記氏の世界観だった。

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    2025年09月14日
  • ない本、あります。

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    これは面白い発想!
    完結しないからどうなのかという評価もあったし、確かにこの話の続きが読みたいと思う時もあったけど、それでも満足!!
    ショートショートだしと思えば納得できる。
    出版社もカバー写真も話もすべてが良かった。
    ただ作者紹介がちょっとだけ鼻につくかも(笑)

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    2024年03月25日
  • ない本、あります。

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    写真から本の表紙とタイトルとあらすじを作り出す、著者のSNSを以前から拝見していて、一枚の写真からできあがった表紙とタイトルあらすじにいつもワクワクさせられていた。
    今回はさらにショートショートがついた形での書籍化である。
    しかも各作品は違う版元から出版された本という想定でフォントなどいろいろと目で楽しめる仕掛けがある。

    ただし綴られる物語は完結してるわけではなく、物語のプロローグだけといった形でしかえがかれない為、その先を知りたい人には不親切ではある。
    しかし、元々は一枚の写真から、ない本をあるかのように作り出すという発想からできあがった作品なのだから、物語の完結は読者に委ねられるのも当然

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    2024年01月20日
  • ない本、あります。

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    ・1枚の写真から、架空のあらすじ、架空の作者、架空の出版社を考えている、短編集のような内容。
    ・普段本を読まない自分でも読めて、本を読む楽しさを知った。
    ・2,3ページ程度の話なのに、続きが気になってしょうがないものばかりだった。
    ・架空の作者の紹介文も面白くて好き。

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    2023年04月29日
  • ない本、あります。

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    ネタバレ

    こんな本初めて読んだ。作者も装丁も設定も考えて、脳が器用だなぁ。
    続きが存在しないのが切ない。

    続きを読みたい
    ・傾いた惑星

    ・七人のやさしい目撃者
    ×社長のマネージャー
    △お店のおじいさん
    ▲女性
    ■サラリーマンのおじさん
    ♪ギャルっぽい女性
    ◎男性
    ♯女性

    ・今日だけはとろける布団で眠りたい。

    ・地球怪獣は一度だけ
    設定おもしろい。

    ・にゅうぎゅうひゃくとう、ひとひとり。
    三週間、半年、二十七日?

    ・横谷「茉莉」の本が祭日文庫

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    2021年10月10日
  • ない本、あります。

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    装幀から物語が生まれる。架空のレーベルから刊行された架空の作家たちによるショートショート全28編。何が凄いといって、各作家のプロフィールや各種レーベルが細かく作り込まれ、一冊一冊が実在して本屋の棚に並んでいるのではないかと思わせてくれたところ。短いながら綺麗にまとまっている作品もあれば、長編のプロローグ的なものもあり、どれか本当に長編作品として世に出ないものかと願ってしまう。とても好みな作品集。

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    2021年09月05日
  • ない本、あります。

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    写真を見て内容を予測していたが、1つも当たらなかった。

    著者の発想力が凄い。

    定期的に読み返したい本。

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    2021年08月14日
  • ない本、あります。

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    少しずつ楽しみながら読んだ
    いいところで終わっていて続きを読ませてくれ!って思う話がたくさんあった 7人の目撃者の話とか
    オチのついている話もあってよかった

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    2021年04月26日
  • ない本、あります。

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    最高に面白かった!!Twitterでのときからもともと楽しそうと思っていたけど実際にその設定のショートショートが読めるのものすごく嬉しい。架空の著者紹介が、いろんな繋がりあったりして地味に面白い……こういうのを考えるセンス、すごいなあ。本が好きな人、クラフトエヴィング商會とか好みの人、ぜひ読んでほしいです。

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    2021年04月02日
  • ない本、あります。

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    1枚の写真からのインスピレーションでタイトル、あらすじ、著者、出版社をでっち上げて架空の本を作ってしまうというワクワクする本。本の内容もショートショートとして少し書かれているけれど、個人的には想像する余地がある装丁だけの状態の方が好き。何よりデザインがいい。架空の著者たちもお互いちょっと繋がりがあったり、経歴がいろいろあったりで楽しい。天久聖一「書き出し小説」もそうだけど、書かれていないうちはどの話も大傑作になる可能性に満ちている。だからおもしろい。

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    2025年05月22日
  • ない本、あります。

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    写真のお題からタイトルやあらすじまでつけた文庫カバーを作る企画。ショートショートも面白かったけど、著者紹介と架空の文庫ロゴを作る労力が凄い。

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    2021年06月05日
  • ない本、あります。

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    もらった写真をアレンジして表紙にして小説を一部書くという本でした。
    1つ1つにちゃんと筆者と紹介が設定されているのが良い。さらに単行本の裏の紹介欄まで…。
    本好きはちょっと笑っちゃいます。
    ただ最後まで完結しないのですっきりしない。
    続きが気になる。
    それだけ内容が良いということですね笑。

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    2024年12月19日
  • ない本、あります。

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    ひとつひとつの話が完結しない、終わり切らないモヤモヤが、想像を掻き立てる方ではなく、良くない感情として残ってしまったものが多かった。

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    2023年10月26日
  • ない本、あります。

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    Twitterで募集した画像から存在しない本を作る投稿者のツイートをまとめたもの。掌編付き。
    この企画が好きで、本のデザインとその裏にあるあらすじから内容を想像するのが好きだったもの。
    題名、著者、出版社名等どれもないのになんだかありそうな地続き感は、SF的な作品が作られた時により現実味を帯びていて良かった。
    掌編も面白いのはあったけれど、より存在させてしまった感が出でしまってなんだか蛇足感も感じてしまう。

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    2023年10月21日
  • ない本、あります。

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    ツイッタの「ない本」アカウントに集まった写真をもとに作られた、この世に存在しない本の表紙とあらすじから作りこまれたショートショート。
    主にSF、ファンタジー路線かな?

    それぞれの作風はもちろん、グラフィック、フォント、段組み等もこだわっていて読んでも見ても飽きない。
    続きが読みたくなる作品もたくさん。

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    2023年05月06日
  • ない本、あります。

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    一枚の写真から「本」を生み出していた。
    書体や段組みもそれぞれ作り込んでいて遊び心がたっぷり。
    構図のきまっていない写真もちゃんとそれっぽい装丁に仕上がっていて楽しい。

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    2022年12月16日
  • ない本、あります。

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    ❇︎
    ミステリー、ホラー、ヒューマン、恋愛
    色とりどりの折り紙のような本でした。

    制作に携わった幾人ものアイデアと技が
    詰まった玉手箱のように魅力的な本。

    傾いた惑星
    泥酔探偵
    猫に餌を与えないで下さい
    素性観察
    落ちる
    七人の優しい目撃者
    今日だけは、とろける布団で眠りたい
    地球怪獣は一度だけ
    にゅうぎゅうひゃくとう、ひとひとり
    ベストシーズンライクアドリーム
    玉造高校巨獣配膳部
    失踪前夜
    セミの声最後の鍋
    サボテンは枯れない
    完全無欠ダイエット
    僕だけの耳長獣
    フキダシにカギカッコ
    ハッピースマイルポジティブゲーム
    死人の肖像
    真相配達株式会社
    ロードサイドのお姫様
    限界と上下
    七倍梅

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    2022年06月18日
  • ない本、あります。

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    ネタバレ

    あらすじだけかと思ったら、毎回掌編を書いていて、大変だっただろうしすごいな…と思った。
    ただ「(仮想の)作者紹介」の内容が寒すぎて、だんだん読むのがきつくなってしまった。あれは不要というか蛇足だったと思う…。あれ、著者の能登さんは楽しんで考えたんだろうな…って読み取れてしまって、それが良いとか悪いとかではなく、その内輪ノリがちょっと痛い。
    しかし、一枚の画像を加工して書籍の表紙(風)になる技術力はめちゃくちゃ高いなと思った。

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    2021年10月17日
  • ない本、あります。

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    ネタバレ

    毎日1話ずつ読み進めていった。
    さまざまなジャンルの話があり、短い時間で物語を楽しめるのでちょっとしたおつまみ感覚。
    全てを描かなくてもいいという設定が、逆に実際の小説として描けないようなものを無責任に提供できるのだぁと感じた。
    国語表現の授業として使えるかとも思ったが、かなりの妄想力が求められるため生徒には難しいかも?

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    2021年08月02日