しらこのレビュー一覧

  • きみの鐘が鳴る

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    テンポよく、4人の子どもたちの受検物語が進みます。クラスでのカースト、女子同士の嫉妬、空気が読めない発達障害、親からの教育虐待。どの子もさらっと問題提起されていますが、それぞれ深く掘り下げた話を読んでみたかったです。流れるように話が終わってしまい、少し物足りなかったです。

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    2024年02月18日
  • きみの鐘が鳴る

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    中学受験をする4人の子どもたち。それぞれの悩みをかかえ、それでも塾のみんなと受験に向かって頑張るお話。
    ただ、受験生の子こそ興味を持ちそうなのに、これだけ落ちると縁起でもないと思われそうで、無闇にすすめられない笑

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    2023年10月02日
  • きみの鐘が鳴る

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    爽やかな中受小説。合格、偏差値アップという共通目的があり、その目的に照らして進捗が良い子が偉い、うまく行っていると捉えられがちだが、受験生という側面は人間としての一側面。塾のペルソナ、他者からの認識と学校、家庭でのそれは違うこともある。
    そして中受はとても難しいもの、関わるステークホルダーの多さや受験にむけたメンタリティ、当日のデリバリーなど変動要素が極めて多い。やると決めた以上、本人の体験が良いものになるように親が覚悟させること、本人にいち早く受験生としてのマインドセットを獲得させるため手綱をうまく引いてあげる必要がある。
    我が子への態度を考え直し、自己を省みる機会になった。

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    2023年09月14日
  • きみの鐘が鳴る

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    中学受験、こわい。こわいけど、これを無事に乗り越えられたら、強い人間になれそう。いろいろな子、いろいろな親がいる。どの親子が正しく、どの親子が間違いともいえない。中学受験をした人々が、その後どのような人生を送ることになるのか、追跡調査して発表して欲しい。

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    2023年08月20日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    影にみいられた人。墜落しなかったのは、本人にとってよろこびだったのだろう。言ってしまえば溺死だけど、精神は昇天したというのが心にくる。
    月夜に海辺で自身の影を踏みながら歩くkの姿を想像した。不気味とも綺麗ともつかないものだろう。

    楠本まきさんの漫画で、Gの昇天 という作品があったな。この作品へのオマージュなのだろう。

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    2023年06月27日
  • きみの鐘が鳴る

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    中学受験に挑む四人の物語

    元いた塾での友達との仲がこじれ、「エイト学舎」に転塾してきたつむぎ
    そこには
    父親に厳しく管理指導される涼真
    マイペースで得意不得意が凸凹していて、算数は得意だけれど、小学校ではうまくやっていけない唯奈
    優秀だった姉の中学受験不合格を引きずる母親との関係をもどかしく思う伽凛
    それぞれの家庭の様子が描かれる度に
    息子の受験期を思い出して胸が切なくなった

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    2023年06月09日
  • 私のスポットライト

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     2016年に『私のスポットライト』児童書版・一般書版が同時刊行!って、知りませんでしたよぉ。
     違いもよく分からず、本書は児童書版の文庫化に間違いないな、と勝手に解釈しました。

     主人公は中1女子・彩希。目立たず多感で些細な事に悩み、難しいお年頃という状況が、とてもよく描かれています。お決まりのように存在する学級内でのヒエラルキー。
     学園祭のクラス劇で〝いじめられ役の〟主役を演じ(させられ)ることになり、逆にそこから演じることにハマってしまうのですが、いろいろと難題が出てきます。彩希はどう対処していくのでしょう‥?

     自分にとって、好きなことがある、やってみたいことがあるって、いいです

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    2023年05月17日
  • きみの鐘が鳴る

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    中学受験する5人の物語。
    父親が先走っている涼真
    学校で友達と上手くいっていないつむぎ
    周りと感覚が違う唯奈
    トップ層だが姉との比較や家族関係で疲弊している伽凛
    まさに最難関校をめざす比呂
    彼らの周りでおきる出来事、心中を描く。

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    2023年04月11日
  • きみの鐘が鳴る

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    やはり現実はそんなにうまくいかないものだ。というか、実際には簡単にうまくいく人と、毎度毎度思い通りにいかない人の2パターンあると思う。
    でも、そこまで頑張ってきた経験や、強い意志だけは裏切らない。
    何年後にそう思えるんだろうか?

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    2023年04月10日
  • きみの鐘が鳴る

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    こんなに意地悪な子がそこかしこにいるものだろうか。
    子供の学校は平和だったなと思う。
    中学受験を通した学校崩壊と家庭崩壊、そして復活を描いた物語。

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    2023年07月09日
  • きみの鐘が鳴る

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    ネタバレ

    都内自由が丘の小規模塾友5人
    女子3人、男子2人
    オムニバスで男子1人は取り上げられない
    取り上げられた男子は島津系
    女子のほうが、解像度高め

    女子はみんな学校に問題を抱えている
    学校名は変えてあるけどだいたいわかる

    お姉ちゃんが桜蔭落ち、豊島滑り止まらず、千葉校で
    通いきれず不登校のリベンジの子は保健室登校
    女子学芸志望となってるけど、どこだろ

    もう1人は空気読めなくて、男子にからかわれて手に噛みつき保健室登校、能力に凹凸がおおきく、馬鹿にされている
    算数1科目入試でジャイキリ

    主役と思われる子はチアリーディングのため強豪校志望、同じところを志望する同じ塾かつクラスメイトにいじめられ

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    2025年11月09日
  • きみの鐘が鳴る

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    ・テーマ/世界観 ★★★
    ・背景描写    ★★★★
    ・キャラクター  ★★★
    ・インパクト   ★★★
    ・オリジナリティ ★★
    ・テンポ/構成  ★★★
    ・文章/語彙   ★★★
    ・芸術性     ★★★
    ・感動/共感   ★★★★
    ・余韻      ★★★

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    2025年10月27日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。

    純文学というのかな。K君の死について、彼が死ぬ前に親しくしていたという人物の目線で淡々と語られている作品。なんとも儚い。イラストがピッタリ合っていて、月夜の静けさが伝わってくるようでした。

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    2025年07月26日
  • きみの鐘が鳴る

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    中学受験の大変さがわかる、というようなことを見かけて読んでみようと思ったが、『二月の勝者』を読んでいたので、そこまで目新しいことはなかった。
    かぶる部分も多いので、寸暇を惜しんで勉強する様子や追い詰められる感じはリアルなんだろうなと思う。
    中学受験の過酷さを書いた本は親が覚悟できるので有り難い。

    今はいつでも撤退してもいい、偏差値に一喜一憂せず、子どものペースでやればいいと思ってるけど、オレオレ詐欺と同じで自分は大丈夫と思ってる人こそ危ないんだろうな。

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    2025年07月24日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    小説と絵の相性がいいと思う。乙女じゃなくても人前で読める。
    てことは乙女っぽくないってことか。でも、小説と合っていることのほうが、乙女っぽいことより大事だよな。

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    2025年05月17日
  • 私のスポットライト

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    自分が熱中できる場所を見つけた主人公の、迷いや自信のなさが少しずつ剥がれ落ちていく様子を見られたのがとても面白かった。学校は毎日行く場所だから、人と違うことをしたり、「一軍」からしたら目立つようなことをして悪口をいわれたりするようなことはしたくない。だから自分を押し殺す。とてもよくわかる。運の良さでトントン拍子に前へ進んでいく人を羨むことも、よくわかる。でも、不安や妬みも大事な人間の気持ちの一つ。そういう気持ちも大事にしたい。熱中できていたはずの劇団練習を続けたい気持ちを抑えて嘘の言い訳でまた自分を押し殺そうとする主人公にかけたお父さんの言葉がとてもいい。「世の中、頑張るコと運のいいコがいる。

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    2025年02月19日
  • 私のスポットライト

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    女子の友人関係の脆さを如実に表現している。少しでも、でしゃばると、LINEで悪口を書かれるというのは陰湿だ。

    しかし、そういうところだけがこの世界ではないことに勇気をもらう。お芝居も、そのうちの一つなんだと思う。何かに秀でることは人から嫉妬されることも覚悟のうちにすべきだ。

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    2024年06月19日
  • きみの鐘が鳴る

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    エイト学舎という塾に通う4人の中学受験のお話。
    我が家の娘さんが中受したいと言うのですっかり現実味を帯びてしまった中学受験…
    塾に通っていますが、成績は伸び悩み、やる気も落ちて、さあてどうすっかなーというときに出会った本なので、何かしらの兆しを求めて購入。
    娘さんは面白く読んだようだが、結局みんなそもそも偏差値高いし、上目指しすぎてて自分と違いすぎるから大変だねーって感じで読んだ、だそうな…まじか。そこか。

    中受は親子の受験と言われますが、しかし実際に受けるのも審査されるのも子供たち。
    だからこそゴールが偏差値を上げることでも、志望校判定でAを出すことでも、合否に一喜一憂することでもなく、あ

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    2024年06月01日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    乙女の本棚3連発、の一つ目。

    正直、よくわからんかった!

    純文学と言われるものを桃ちゃん読むと、本当に昔はすぐ隣に死があったのだな、とよく思うのですが、今回もそこに着地しました。

    2024.3.24
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    2024年03月24日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    病に冒されているKという青年が海に入水し、溺死して亡くなる。
    彼と直前親しくしていた謎の人物によって、その不可解な死の真相が明かされていく。
    「K君はとうとう月世界へ行った」という言葉が孕む意味が分かったとき、死ぬのは怖くないかもしれない、とむやみに思った。
    満月の夜、影とドッペルゲンゲルに導かれて旅立ったさきの世界は、きっと海のように広々として、光と静けさに満ちた心地好いところだろう。
    『Kの昇天 或はKの溺死』というタイトルも、それを言い表しているよう。実体がどちらなのかはもう分からない。

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    2023年09月25日