深田麻里亜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ウルビーノ公国公爵家画家の息子として生まれる。地元工房に弟子入りし17歳頃には親方に。
ルネサンス黎明期にフィレンツェへ移住。先達のダビンチやミケランジェロから影響を受ける。
ローマに移り宮廷画家としての地位を確立。新プラトン主義に刺激を受けた堂々たる作風となる。初期は聖母子画が多い。画風は穏やかで優美。バチカン宮殿の署名の間アテナイの学堂は出世作である。サン・ピエトロ大聖堂造営建築主任も務めた。ローマに残る古代遺跡を調査し研究した。熱病により37歳で逝去。
16世紀以後創立された美術アカデミーでは理想的画家としてさ崇められた。19世紀以降ラファエル前派がラファエロ以前の素朴な中世美術を評価し