スティーブ・リーバーのレビュー一覧

  • ホークアイ:リオ・ブラボー
    このシリーズ、「アベンジャーズの一員の日常をスタイリッシュな絵柄とオフビートなセンスで描いた異色作」とか言われているが、最終巻でいきなり、負け犬が立ち上がるロッキーばりの熱い展開になるじゃないか。まさかこのシリーズで、ここまでグッとくるとは!
  • ホークアイ:L.A.ウーマン
    クリントと別れてタイトル通りL.A.に一人で来たケイト・ビショップのヒーロー稼業話。短編的な事件を解決していると思いきや、どんどんスーパーヴィランの関連性が明らかになり、さらにはクリント側の話ともつながって彼の下へ帰る…なんて見事な構成だろうか。
    ここまでの巻に見られた印象的な手法はあまり多くないが...続きを読む
  • ホークアイ:リトル・ヒッツ
    「マーベル・ナウ!」のホークアイ誌の続刊。前巻のホークアイの日常の中に訪れるトラブルを独特な表現を使いながら描いていく魅力は変わらず。むしろ複数の日をあえて時系列順に並べずに興味を惹きながら描いていく話や、飼い犬視点で言語を使わずピクトグラムだけで犬の気持ちを表現していく話など、意欲的な表現に取り組...続きを読む
  • ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン
    アイズナー賞2年連続2冠達成、なんて帯文が目立つ評価されたコミック。弓の名手である、という部分はもちろん特別だが、それ以外は普通の人であるホークアイの休日や単独任務などを描いたもの。つまり、エピソードの中でホークアイのヒーロー性を性格的な面から描き出していく感じだ。女ホークアイことケイトを絡ませるこ...続きを読む
  • ホークアイ:リオ・ブラボー
    名篇! 大人センスを凝縮した作風でも最後はちゃんと大団円。手話等々あえて「わかりづらい」表現を使う中、子供の言葉でわかりやすくホークアイ達を語ったウィンターフレンズが後から読むと泣けてくる。
  • ホークアイ:リオ・ブラボー
    邦訳ホークアイシリーズ第4巻。
    クリント・バートンの小さな戦いは一度幕を下ろす。

    読み返してみるとこのシリーズはホークアイというキャラクターを知るのにぴったりなシリーズでした。
    歴史あるキャラクターですし、ライターによってその都度印象も違うでしょう。ジェレミー・レナーが演じるキャラクターともまた違...続きを読む
  • ホークアイ:L.A.ウーマン
    邦訳ホークアイシリーズ第3巻。
    クリントと袂を分かったケイト・ビショップ奮闘編。

    今巻はデビッド・アハのアートを扉のカバーでしか見られないのは個人的に残念だったんですがハビエル・プリードのデフォルメはかわいいしアニー・ウーのアートも引き込まれますし大満足。

    お話は地味ながら「失われた名作」などじ...続きを読む
  • ホークアイ:リトル・ヒッツ
    邦訳ホークアイシリーズ第2巻。
    見どころは何と言ってもアイズナー賞受賞作「ピザ犬の冒険」。
    物言えぬ犬を主人公に、人間の言ってる言葉を犬が理解している(であろう)範囲で文字として言語化し、ピクトグラムを駆使した画面構成・表現方法にに「こんなマンガ表現があったなんて!」と驚きました。

    個人的には「ク...続きを読む
  • ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン
    ホークアイはアベンジャーズの中にいるのが不思議なくらい「ただの人間」です。
    しかし「ただの人間」だからこそ一般市民と同じ目線でいることができる。
    今シリーズはそんなホークアイがトラブルに巻き込まれながらも同じマンションに住む住民を救うため奮闘する。といった内容。

    見どころはなんといってもDavid...続きを読む
  • ホークアイ:リオ・ブラボー
    「リトル・ヒッツ」でケイトと別れてからのクリントを描く最終巻。本来は「L.A.ウーマン」に掲載されたケイトの話は交互に連載しているのだが固めて掲載されている。

    弓の腕はあるが常人であるクリントの公式任務以外を描いたこの作品らしくまとまっていた。

    ここまでの巻は様々な表現技法がとても楽しかったのだ...続きを読む
  • ホークアイ:リトル・ヒッツ
    ミニマルでお洒落なアートとユーモア、そぎ落としたシナリオが融合して、まさに大人のコミックといったてい。時系列をたびたび差し替える手法は大人向けにせよ難読ではある。ギルはいい端役だっただけに残念で、続編が気になる。
  • ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン
    二枚目にもタフガイにもなりきれない、お騒がせ屋のホークアイらしくも新たなハードボイルド視点で切り取った冒険。D.アジャの画が良すぎて後を任されたJ.プリードがちょっと気の毒かも。ヤングアベンジャーズ編は同じライターなのにホークアイの解釈がだいぶ違ってて、マーベル・ナウ過渡期の重さを感じる。
  • ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン
    アメコミ初心者でも読み易いし面白いと評判だったので、初めてのアメコミに購入。ホークアイのカラーである紫を基調としたイラストのセンスが素晴らしい!
    アベンジャーズのメンバーでありながら超人では無く弓の名手という以外は“ただの人”であるバートンのいぶし銀の職人技がかっこいい。二代目ホークアイであるケイト...続きを読む
  • スーペリア・フォーズ・オブ・スパイダーマン:嘘つきは泥棒(ヴィラン)のはじまり
    アメリカンジョークがシュールで面白かったです。独特のノリが面白くて好きでした。
    ヴィランにもフューチャーしていていい。
  • スーペリア・フォーズ・オブ・スパイダーマン:嘘つきは泥棒(ヴィラン)のはじまり
    いろんなヴィランたちが魅力的。
    日本のマンガにはいないタイプの悪役でどうしようもないクズさがヴィランとして魅力ある。
  • ホークアイ:L.A.ウーマン
    こんなに迂闊な子だったっけ。してみればクリントは意外にちゃんと保護者をしてたんだなあ。M.ホリングスワースの着彩はD.アジャと組んでこそ最高の効果を発揮するのかも。チャンピオンズのメンバーを列挙するネタには笑った。