江永泉のレビュー一覧

  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    「闇の自己啓発」という名の読書会を書籍したものです。課題図書としてあげられているのが以下になります。
    『ダークウェブ・アンダーグラウンドー社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』
    『幸福な監視国家・中国』
    『明日、機会がヒトになるールポ最新科学』
    『銀河帝国は必要か?ーロボットと人類の未来』
    『現代思想』2019年11月号特集「反出生主義を考える」
    『親密性』
    本書に登場している方々の博識乱舞にも驚きますし、私があまり読んでこなかった書籍が多く登場しています。なので、あまり中身に寄り添うことはできなかったのですが、なんとかついていくことができたような、できなかったような、、
    私にとっては、刺激

    0
    2025年11月27日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    興味のあった加速主義を中心に幅広い知識をもとに語る読書会の記録。大半が知らない知識で理解できなかったが、それによって自分の無知を思い知らされた。ここから読書の幅を広げていきたい。

    0
    2021年08月22日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    社会のはぐれモノであり、論客(知識人)による自己啓発によって「正しさの奴隷」とされた社会へのアンチテーゼ。
    Twitterという場で交わされる"議論"とは全く違う互いへの尊重と理性,客観性が兼ね備えられ議論。
    社会の闇にこそ、今や将来を考える輝きがある。特に宇宙開発について、光速と物理的な距離において世界が絶対的に"外部"を持ちうる。という考えにどこか救われた。Exitがある。世界は外側に向けて開けているのだと、証明してくれた。
    そして「人権のない人間>人型のロボット」と「訪れることがなかった「未来」に対するノスタルジー」どれもが外部にある知恵との接続で

    0
    2021年07月24日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    この本で「闇の自己啓発」されるかどうかは読み手次第だと思うが、膨大な数の引用と普段用いないような概念の数々で、次に読むべき本との出会いや知識(教養?)の広がりにはなった一冊。
    個人的には、ちょうど並行して読んでいる「ホモ・デウス」とリンクしている部分が多く楽しめたと思う。

    「読書会」なので、読んだ本に関する感想とそこから連想される様々な作品、概念、思想への言及で、「XXの研究結果から~」みたいな話はあまりない。
    あくまで、参加者同士が良くも悪くも勝手に議論しているだけが、いちいち連想が凄すぎるし、なんでそんなこと覚えてるんだろう(褒め言葉)というものが全体に渡っての所感。

    0
    2021年05月16日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    そんな言うほど「闇」でもなく、むしろ素直な感じ。映画『ジョーカー』の感想の一言目に人間の人生に興味ないからちゃんと貧困対策をすべきという感想しか出てこないっていうの笑った。

    0
    2021年02月04日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    2021-01-27
    こう言う刺激的な読書会記録には困ったものだ。対象書籍読みたくなっちゃうじゃないか。
    …3冊ポチっちゃったじゃないか。
    と言うくらい面白かった。身の回りのいろんなことに援用してみたり。「知」ってワクワクする。善かどうかはともかくとして。

    0
    2021年01月27日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    45歳の自分よりもっと若い人向けの内容との印象を持った。話者たちも自分より一回り以上年下の方たちだし。ブックガイドとしては文藝2021年春号の同会による「精神と身体改造のための闇のブックガイド」の方が有用だった。

    第一部のダークウェブ、管理国家、あとは映画『ジョーカー』に関しての雑談が面白かった。進むにつれ観念的なテーマになっていきついていけないので流し読みに。反出生主義やセクシャリティは自分には難解、それに対しての意見もとくにない…。

    通常の自己啓発が、「社会にとって都合のいい人形」に自身を改変していくことではないか? との疑義は示唆に富む。社会や政治に問題があるのにそれをいわば自己責任

    0
    2023年04月20日
  • 闇の自己啓発

    Posted by ブクログ

    ディープな内容と膨大な注釈と引用文献。読むヒトを選ぶ一冊。共感することは少なかったが、筆者達の知識量の凄みを感じた。

    0
    2021年08月14日