川口幸子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もうすぐ第二子が産まれるので、再読。
保育園、小学校、中学校、高校…それぞれのステージに上がるタイミングで毎回読み返したい良書。
自分自身が大人になってから身につけたお金の知識や考え方について、子供に教えるタイミングや方法も載せてあるので実践しやすい。
メニュー表の金額宛ゲームは大人も楽しめそう(^^)
上の子がもうすぐで小学校に上がるので、そのタイミングで以下実践したい。
1. お小遣いの交渉
→ よく食べるおやつや可愛い文具の値段、使う頻度を一緒に考えながらお小遣いの金額を決めてもらう。
2. 口座の新規開設とデビットカードの作成
→ お小遣いは毎月口座に入金。1万円貯まったら無くした時用に別の口座へ移すことも忘れずに。
3. 中学に上がったら更にこの中で経済の勉強をしながら株投資を始めさせてみる。 -
Posted by ブクログ
読み終わった感想ですが、読みやすかった。
女性が書いているのですが、読み手に優しく語りかける様な本でした。とても心地良く。
子供が小さいのでこの本を手に取りましたが、日本がお金に関しての教育が非常に遅れている現状を再認識しました。
私自身が元々お金の知識が0に近かったので(税金すらよくわかってない状態)FP2級を取得して、ある程度の知識を身につけましたが、それを軸に仕事をしているわけでもないので、どの様にこの知識を活かせばいいのか?悶々としていたのもあります。
この本を読んで、子供だけでなく、家族一丸で幸せな人生(金持ちにならずとも、お金に困らない)について考え、話をしていきたいと思いました。
無理なことは書かれてないし、すぐにでも実行出来ることが多かったです。
本当に基本的にことばかりの内容でしたが、改めてその基本に立ち返ることの大事さ、またそれを口にだし、実行する大事さ。そんなことを教えてくれた本でした。 -
Posted by ブクログ
■なぜ今、この本を手に取ったのか
ClaudeのAIエージェント(Claude Cowork)が次々と特定産業の株価を「丸ごと!」押しつぶし始めている。まるで進撃の巨人の「地ならし」だ。2026年2月の急落は売りシステムの暴走とまだ使いこなせていない株主のパニック売りなので持ち直すだろうが、遅かれ早かれな話だと感じている。
これまで最もリターンが大きかった「自分の会社(あるいは自分自身)への投資」だけでは心もとなくなってきた。AIが産業構造そのものを破壊し始めた今、一つのカゴにすべての卵を盛り続けるのはあまりに危険だ。複利で効いてくるお金のリテラシーを底上げしなければ——そんな危機感から、本書を手に取った。
■本書の核心:ユダヤ式「お金の教育」の6つの知恵
世界人口のわずか0.2%でありながら大富豪やノーベル賞受賞者を多数輩出するユダヤ人の金融教育を、日本人のライフスタイルに合わせて体系化したのが本書だ。お金を「汚いもの」としてタブー視するのではなく、人生を豊かにするための「大切な道具」として正しくコントロールする知恵が説かれている。
主な内容は以下の6つの観点に集約される:
1. お金に対する「マインドセット」を変える
ユダヤ社会では3〜4歳から家庭でお金の教育が始まる。お金を目的化せず、自分や大切な人を幸せにし社会を良くするためのツールとして捉える。家庭内でお金の話をタブーにせず、夢を叶えるためのライフプランを描き、家計簿などで使い道を可視化することが重要だ。
2. 時間軸と目的による「仕分け」の徹底
入ってきたお金を「すぐに使うお金」「5〜10年先に使うお金」「10年以上先に使うお金」の3つに分類。「ひとつのカゴにタマゴを盛るな」という格言通り、資産を日本円だけでなく外貨、金、不動産などに分散してリスクに備える。さらに細かく「生活用」「緊急予備費」「貯める」「貢献(寄付)」「増やす(投資)」「自己投資」の6つに分ける考え方も紹介されている。
3. 価値のある「使い方」のルール
単なる節約ではなく、将来の安心や幸せにつながる支出を重視。先取り貯蓄を鉄則とし、将来の治療費より今の「予防(健康)」や「知識・スキル」への投資を優先する。他人と比較した見栄のための支出は無意味と考え、自分が本当にやりたいことに集中する。
4. お金を「働かせる」知恵(投資の基本)
働いて稼ぐだけでなく、お金に働いてもらう仕組みを理解する。「時間×複利×金利」を味方につけるため、少額からでも若いうちに投資を始めることを推奨。短期売買の「投機(ギャンブル)」は避け、長期的な視点で資産を育てる。「すぐに儲かる」といった甘い話には必ず裏があると考え、仕組みを理解できないものには手を出さない。
5. ライフステージに合わせた「育成と維持」
働けるうちは最大限に働いて資産を「育成」し、高齢期には「維持・活用」へシフト。高齢になってから無理に資産を増やそうとすると詐欺の標的になりやすいため、若いうちからの準備が不可欠だ。
6. リスクへの備えと「守り」
働けなくなるリスク、病気、災害などを具体的にイメージし、適切な保険や相談相手(FPなど)を確保して「守り」を固める。分けたお金の一部を社会に還元することで、巡り巡って自分たちのコミュニティを豊かにし、リスクを分散させる文化がある。
■AI時代における実践的示唆
本書は「お金に振り回される人生」を卒業し、正しい知識とマインドを持って「お金をコントロールする」側になることの重要性を説いている。
■AIによる「地ならし」が進行する今こそ、お金の防御力が重要:
「地ならし」が進行中だからこそ、以下の原則に立ち返ることが合理的だ。
具体的には、AIのタスク自動化に関する知識と経験値を積むと共に、どの会社のAIが最も人気を獲得するか?について当たりをつけること。またAI関連の論文にもアンテナを立てて、「AIが新たに獲得した得意なこと」への理解を深め、それに関する業務を手放し、またそれに関連するビジネスモデルへの依存度を下げること。これらもまた、本書が説く「リスクへの備え」と「自己投資」の現代的な実践形だと言えるだろう。