馬場敬信のレビュー一覧

コンピュータアーキテクチャの教科書としては，比較的新たな改版がされたもの（第5版，2020年11月）。

今までにいくつか関連分野の本を読んだが，これは一番応用の記述が多いと感じる。特に，並列処理による高性能コンピュータの実現に1章を割いているあたり，応用寄りだと感じる。

ちょうど自分がこんな風な説明してみたいなと思っていた内容に近い。若干アプローチに違いがあるが、見落としていた視点も発見できたのでGood!

全くの素人が入門書として気軽に読むにはあまりに難解。
プログラミングの経験者がコンピューターの基本構造を知りたいと思った時に手に取れば、理解が進むと思う。