植下のレビュー一覧

  • q.天上の音楽 1

    Posted by ブクログ

    ヒューマノイドという人工体が平然と存在していて、更には管理者の居ないヒューマノイドでもある程度自由に行動できるというのはかなり風変わりな世界観
    しかも、そういった世界観でありながら主題となるのは音楽であり、もっと言ってしまえば主人公の憬と憬が焦がれるシオンの関係性が中心となっている
    そういった意味では二人の少女の物語と見ることも出来るのかもしれないけど、本編にシオンはほぼ登場せず、代わりに憬の相手をするのはヒューマノイドであるキリエとなる
    かなり特徴的な設定だけど、その特徴さは作品を峻烈にアピールするためではなく、余計な主張を消すために必要とされた特徴とであるようにも感じられた


    シオンが笑

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    2020年12月22日