鮫島浩のレビュー一覧

  • 朝日新聞政治部
    大企業、というか朝日新聞やばいねぇ。というか自己保身・・・。というマスコミの凋落を描いたノンフィクション。同時に著者のオレオレ感も気になったのも事実だが、こんな人だから書けたんだろうな。
  • 朝日新聞政治部
    「吉田調書」「慰安婦問題」「池上コラム」の三点セットで朝日新聞は創業以来最大の危機に直面した。当時社長の木村氏は驚くべき対応に出る。巨大組織が一社員に全責任を押し付け襲い掛かる恐怖…エリート記者の著者がその内情を知り尽くした立場からの内部告発である。
  • 朝日新聞政治部
    戦後、日本の政治報道やオピニオンを先導し続けてきた朝日新聞政治部。その最後の栄光と滅びゆく日々が、登場人物すべて実名で生々しく描かれる。
    吉田調書のことは記憶にはあるが、当時は恥ずかしながらさほど関心を持っていなかったので、結構叩かれていたな・・・くらいの認識だった。それより個人的には池上コラムの方...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    【感想】
    新聞社を含むマスコミが権力に忖度し始めたのは、安倍政権になってからだ。東京新聞の望月記者が「記者会見が出来レースになった」と指摘しているとおり、菅官房長官の就任以降、質問は事前通告しか受け付けず、ぶらさがり取材も無視されるようになった。だが、政治の暴走を許すようになったマスコミも同罪である...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    朝新聞社に30年近く勤務した著者が赤裸々に語る業界の裏事情。情報は人を伝って来るため、ライバル社に差をつけるべく足で稼ぐ。人脈を作る。泥臭い現場の話が多くリアルで面白かった。
  • 朝日新聞政治部
    リスクマネジメントが発生したとき、舵をとり誤ると巨大組織は軋みを上げる。そのとき、誰が責任をとるのか。
    「吉田調書」問題において、責めを現場記者に負わせたとき、朝日新聞は終わってのだなあ。いまでももちろん真摯に働く貴社の方たちは多かれど、新聞メディアに対する読者の信頼は崩れ去ったのだな。
    他山の石!...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    時代は変わっていく。しかも加速度的に。しっかり仕事をして、頭を使っていれば、分かるはずなのに、その変化を見ようとしない人たちが実に多い。気づいても気づかないふりをして、変わりたくない人たちが実に多い。

    朝日新聞は崩壊のカウントダウンを始めた。ひょっとしたら会社は残るかもしれないが、良質なジャーナリ...続きを読む