鮫島浩のレビュー一覧
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政治家と新聞記者との関係が面白かった。このような関係性が、現在は失われていることが残念だ。
新聞は使命を果たしたと考えられるが、新聞記者のような個人が独自に取材をして、あらゆるメディアを通じて発表する場ができるだろうと思うし、その願っている。Posted by ブクログ -
なんで今の状況に日本がなっているかと言うのがよーく分かった。
頭の悪い政治家、官僚。仲の悪い省庁同士、事なかれ主義、前例踏襲の行政。それが、悪いともちっとも思わない役場環境…
我が市でも同じ様なことがあるかも…と疑ってしまう。
泉さん、きっとまた違う土地で首長をなるのではなかろうか。Posted by ブクログ -
こういうジャンルの本はあまり読まないのですが、買ってきた夫に「面白かった!」と薦められて。
私の住む神戸市の隣の明石市
暴言市長として有名ですが、この地域だけなのでしょうか?
全国的にはどうなのでしょう?
鮫島浩さんの質問に答える形で構成されています。
過酷な地元明石での子供時代から、多様な経...続きを読むPosted by ブクログ -
4月に明石市長を退任した泉房穂氏へのインタビュー集。「私は、故郷・明石のことを心から憎み、心から愛している」という発言が重い。
明石市政のことだけではなく、泉氏の政治家評・政党評も、率直で、面白かった。引退のきっかけの一つである専決処分についての考え方や、都道府県不要論など、地方自治に関する重要な...続きを読むPosted by ブクログ -
書店で気になって、本屋大賞ノンフノミネートってことで読んでみることに。巨大組織に潰される個人のリアルレポートが恐ろしい。これは、まんま日本という国家に当てはめてもあながち間違いじゃない怖さ。政権の腐敗に合わせ、マスコミの矜持を失っていくさまがありありと浮かぶ。Posted by ブクログ
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結局は癒着。
「政治や社会の悪を大衆のもとに晒す」とか「隠された問題を暴く」とか大義名分を掲げていても、都合の悪い情報は世に出さないし、懇意にしていればなぜか機密情報がマスコミに流れるという醜い世界だということがわかった。
そうやってマスコミによって世論が形成されている。Posted by ブクログ -
泉房穂&鮫島浩という組み合わせに心躍らせて読み進めたのだけど…この2人なら,こうなるよね,という「期待通り」過ぎる内容で個人的にはインパクトに欠けたのだけど,自民党しか,又は自民党とその補完部隊しか選択肢がないと思ってる人はもとより,自民党の対立軸は立憲民主党とか国民民主党だと思っている人には是非読...続きを読むPosted by ブクログ
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明石市長として、「5つの無料化」などの充実した子ども施策や、弱者に寄り添った先進的な条例の制定などで名を馳したが、「暴言」問題でも注目され、現在は明石市長を退任して全国に明石モデルを広めることに尽力している泉房穂氏が、ジャーナリストの鮫島浩氏を聞き手として、これまでの闘いの日々、議会論、政党論、役所...続きを読むPosted by ブクログ
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泉市長が退任した翌日に発売された本。
肩書を外し、政治をケンカだと言い切るタイトルから、強烈な内容を想像したが、ある程度想像範囲内の内容。
ただ、実際の市役所と議員の関係などは生々しく、読んでいて想像力をかきたてられた。
既存のシステムに従わないことや、既得権益を持つ人たちと戦うということは、文...続きを読むPosted by ブクログ