薮木宏之のレビュー一覧

  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    ラグビーW杯2019日本大会で初のベスト8に辿り着いた日本代表の、2015年のあの「南アフリカ代表に勝ったアップセット」から試合観戦とマスコミから得た情報だけでない幾多の苦難があったことを知ることができた。ヘッドコーチをフォローする立場からと、日本代表を後方支援する広報の立場から、苦難を乗り越えてた軌跡が生々しく語られている。日本代表だけでなく、ラグビーの素晴らしさ、国代表同士の試合に選手やチームに関わった人達がどれだけの覚悟を持って臨んできたかが、よくわかり、2019年のあの感動が蘇ってきた。

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    2025年10月31日
  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    ネタバレ

    日本のラグビーには地熱がある。数は多くはないかもしれないが、ラグビーのことが好きで好きでたまらない熱いファンと現場の人たちが、日本代表の氷河期を支えていた。企業に例えるならば、大西鐡之助や宿沢広朗という稀有な指導者の手腕によって何とか世界に一矢を報いるも、その後のグローバル化とプロ化の波に見事さらわれ、一気に瀕死の状態に陥り、復活の兆しが見えない状態になってしまっていた。それでも、地下での熱は消えなかった。上層部は腐っているが、現場の熱い意志と努力と技がまだかろうじて灯火を消さずに、燃え続けていた会社のように。そこに変化を加えたのが、部長クラスといえばいいだろうか?中間層が改善を重ねたトップリ

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    2020年08月02日
  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    史上初のベスト8入りを果たした、ラグビー日本代表チームはいかにして作られたか。ラグビーワールドカップ2019における日本代表の活躍とその舞台裏を紹介する。いまだから明かせる汗と涙のインサイドストーリー。

    あの感動をもう1度!とまではいかなかったけれど、当時の「にわかラグビーマスコミ」が伝えなかったチームの実情がよく描かれていた。さすがに内部にいた者、監督側近だった者が描いただけのことはあった。
    (B)

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    2022年05月22日
  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    ラグビーW杯日本大会の裏側でなされた選択の記録、そしてその結果産み出されたことの記録。マインドセットの記録。

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    2021年02月06日
  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    ネタバレ

     もう一冊のPHP新書と重なる部分もあるが、ジェイミージャパンの語り部として、藤井雄一郎は存在感を見せる。藪木さんは、平尾さんの思いを感じさせるし。
     

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    2020年09月26日
  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    <目次>
    プロローグ 2019年10月13日、横浜
    第1章大会前夜
    第2章不況和音
    第3章情報戦
    第4章地獄の猛特訓
    第5章選ばれたメンバー
    第6章開幕ーロシア戦
    第7章奇跡ーアイルランド戦
    第8章結束ーサモア戦
    第9章確信ースコットランド戦
    第10章敗者ー南アフリカ戦
    第11章解散ー夢は続く
    あとがき

    元ラグビー選手であった著者が、W杯のスタッフで
    あった藤井氏、薮木氏にインタビューして、自分の
    コメントと合わせてまとめた本。

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    2021年03月11日
  • あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡

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    ネタバレ

     奇跡ではなく、軌跡。
     もちろん、「もう奇跡とは言わせない」とNHKの豊原アナが叫んだからではない(2019/9/28 対アイルランド戦)。
     「ラグビーワールドカップ2019、日本代表の活躍とその舞台裏を歴史に残す一冊」と紹介文にあるように、スタッフである藤井/薮木が綴る、“知られざる”軌跡が記されていて、読み応えあり。

     著者のひとり藤井雄一郎氏は、同郷の奈良出身だ。ジェイミージャパンの強化委員長を務めたが、それ以前に、ジェイミーとは家族ぐるみの仲良し。ジェイミーのオフの部分を伝える記述が、他に例を見ない良いところ。
     もうひとりの著者、藪木宏之は、明大から神戸製鋼と、同世代としてその

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    2020年09月01日