清水知佐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヒゲダンのヴィンテージを思い出しました。綺麗とは傷跡がないことじゃない、傷さえ愛しいという奇跡だ。
韓国ではYAに分類されてるそうですが、イェスルと同じ20代後半、あるいはその時代を生き抜いた大人にむしろ刺さる本だと感じました。
作者の初邦訳作品になるのかな?他作品も是非。ドラマの原作本らしいけど、私韓流ドラマは見ないので、この本で初めて知りました。本国でヒットしたから、の邦訳でしょうから面白い作品なのは間違いない。ドラマだけじゃなく、本もそうやって日本に紹介される事が増えて嬉しい。
ただ、韓国の名前はあまり馴染みがなくて、特に姉妹とかだと名前も似ていて、カタカナ表記だと混乱します。本書 -
Posted by ブクログ
私は絶対に結婚しない!と決めているわけではないけど、だからといって結婚したいわけでもないというフラフラ宙ぶらりんな状態のまま生きてきています。よって現在も独身。
結婚していないことが悪いわけではないと自分でも思っているけどなんとなく肩身が狭い思いをしていて、そんなときにこの本を知り、独身でいることを肯定して欲しくて読んだような気がします。
フラフラしている私だから非婚主義者という言葉も知りませんでした。
でも、非婚主義者です、とかわざわざ言わないといけないような世の中で、それが本になってしまうことがよいことなのかどうか。ちょっとその現実が悲しい。 -
Posted by ブクログ
未婚主義ですが何か?と強気でくると思いましたが、基本的にエッセイのようなごく普通な生活を淡々と流れいきます。所々にSNSやポッドキャストなど、男尊女卑などの誹謗中傷なコメントが迫り来るが彼女は炎上しないようにかわしていきます。
結婚をしない定義として未婚、非婚、反婚とあり、その中にさらに分類があるのでかなり多様なこともわかりました。
ブログのようなシーンが続き退屈なところもありましたが、独身でフリーランスという立場上、精神的に不安な生活の中でもたくさんの仲間たちと支え合いながら、自分にとって楽しく過ごすことやストレスのない生活を試行錯誤していく前向きな姿勢が伝わってきました。
未婚主義なのに恋 -
Posted by ブクログ
新たな気づきをくれる本。
エッセイのような作りで作者が気張らずに思うこと、感じることを綴りつつ、話すことについて深めている一冊だった。
深く共感したこと
・話すことを教育の中で教えるべき
・話すことも力を抜くことでうまくいく、相手の気持ちを考え全員の気持ちを考える
・何度も繰り返す言葉はいかに機械的になりやすいか
・相手を傷つけない言葉、話でいかに面白くするか?
自分で取り組もうと思ったこと
・マンダッコ=なんのために?は問い続ける
・自分の好きなことってこうやって周りの人を喜ばせることだった!!!
・今の仕事で話す機会は多い、私ももっと話すことを極めよう、と思った -
Posted by ブクログ
産経新聞の書評に載っていて興味を持った。コミュニケーションが上手くなるには自分の感情を上手に表現できる必要があって、自分自身や息子たちの感情表現のヒントになればいいなと思って読んだ。
この本の中に「うらめしい」という表現が出てくる。これは、「気に入らないことをほかの人や物のせいにしたり、いやだなと思ったりする」と説明されていた。
こういう感情になっているときに、その感情を「うらめしい」と自分で表現するだろうか。気に入らないことをほかの人や物のせいにしていると自覚しながら、「うらめしい」と。だから変だなと感じた。
その後、「ひねくれる」という表現も出てきた。これを見て思った。感情表現は、そ