ハッサン・ダムルジのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フューチャー・ネーション:国家をアップデートせよ
著:ハッサン・ダムルジ
訳:土方 奈美
出版社:ニューズピックス
人類共通の課題解決のために、グローバル国家を形成しよう がメッセージ
移民の受容の内容があったが、違和感。大国を蹂躙し、世界史を変更してきたのは移民であって、著者のいうパワーではないかとおもう。
世界政府ではなく世界国家が目標
3つの主張
・グローバル国家は実現可能である
・反グローバリズムのうねりが高まっているのは、現在のグローバル・コミュニティの不公平さにある
・グローバリズムは魅力的でインクルーシブなビジョンを提供できる
気になったこと
・民族、地域のアイデン -
Posted by ブクログ
メタバース世界での国境の意味を考えるなどの内容かと思ったら、実は大きく違ってもっと真面目な本だった。
デジタル的な話ではなかった点で、逆の意味で興味を持ったという感じだ。
本書で課題としている話は「(リアル)国家は、今後どうなるのか?」ということだ。
我々日本人は島国という特性もあるし、使用言語も特殊なために「日本国家」そのものをイメージしやすい。
しかしながら世界を見渡せば「●●言語を喋るから、●●人」とは当然イコールにならない国も多数存在する。
「▲▲国で暮らすから、▲▲人種」ということも当然成り立たないケースがある。
日本ではあまり身近でないかもしれないが、「帰化」だってその一例だ。
外