相川英輔のレビュー一覧
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帯に”心優しい登場人物が織りなす青春ミステリー”とあり、大学時代のラブストーリーで、彼女の名前がハンナだろうと憶測したのは安易な考えだった。ハンナは大学の万年講師・森川譲が研究室に飼っている猫の名前とわかり、まず予想が裏切られた。
大学公印が狙われたり、頻発する謎の停電や他大学からスパイが潜り込んだりと、現在の大学は昔の大学と違いさまざまな問題を抱えているのに驚かされる。猫の髭はポルトガルでは『天使の忘れ物』って呼ばれて幸運のお守りらしい。大学の夜間警備アルバイトをしながら小説を書いている男性が登場する。文学賞に応募しては落選する彼が追い求めているテーマを森川に語る。「子供の頃から悪のヒーロー -
Posted by ブクログ
大学講師の森川先生と、その授業を履修する(でも就活で出席日数の足りてない)大学4年生、その彼とたまたま出会った3年生を中心に、森川先生の研究室にいついたネコのハンナを交えて展開する物語。
大学の存亡を侵そうとする陰謀があったりして、ところどころハードボイルドな展開になったりもするけど、基本的には相川栄輔らしいやさしい世界が展開します。森川先生が、巻きこまれ型のようでいながら、しっかりとした芯があって揺るがないのがいいよね。というか、みんなすごくまっとうなのだ。今時、それこそがファンタジーじゃね?と思わなくもないけど、なんかほっとする。ハンナも(:_;)
これを機に「惑星と口笛ブックス」シン