麻生要一のレビュー一覧
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新卒メンバーのメンターをするなかで、
再度手に取った。
「研修中に新規事業を提案する」という課題があり、
まさに大企業のなかでの新規事業の難しさに対面している新卒メンバーにたいして、この本を紹介し、
この本に沿って、メンタリングしていった。
特に「どのようなネタで新規事業を立ち上げるのか」が一番答えがないようで迷うポイントだったが、
ポイントがwillであること。
1.だれの
2.どんな困り事を
3.どのように解決するのか
4.なぜ、あなたが解決する必要があるのか
この項目を定めることで、モチベーションドライブするメンバーが多くなった感覚がある。
なにか思い付いても、4が圧倒的にたりていない -
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『新規事業の実践論』麻生要一著
・リクルート式 ☆☆☆☆☆
・わかりやすさ ☆☆☆☆☆
・発展ステージ別やること ☆☆☆☆☆
【購読動機】
私の実務機会が少なく、またインプット少ない領域が「新規事業」です。新規事業を立ち上げるに加えて、立ち上がった新規事業の成長を支えるという視点で勉強したいと考え、購読しています。
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【著者のバックボーン】
新規事業が強い会社といえば・・・。「リクルート」を思い起こす方も多いのではないでしょうか?
著者はリクルートで新規事業を立ち上げ、そして成功および失敗を多く経験している方です。著者がリクルートに入社した時期は、借金を返済し終え、「攻め」に -
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ここ10年くらい、企業の中期経営計画において、新事業創出、CVC、イノベーション戦略など、新規事業に関するワードが目立ってきている。
大企業からの新規事業の成功例には、富士フイルムやソニーなど有名なものもあるが、おそらく多くの上場企業では、新規事業やイノベーションを求められ、組織や体制も組まれているものの、進め方、選び方、育て方に型がなく、モヤモヤを抱えているのではないだろうか。
本書は、社内起業のための心構え、新規事業開発のプロセスをまとめたものである。著書は、あのリクルートで新規事業開発を数多く支援し、自らも起業、スタートアップ支援、ベンチャー投資を行っている。
なぜ社内起業、新規事 -
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ネタバレ新規事業関連本として2冊目のチョイス。
著者は元リクルートの麻生要一氏。麻生氏は、リクルートでIT子会社を立ち上げた後、リクルートの新規事業開発室長に就任し、約1500の新規事業を支援。今は独立されている。
感想。この本は最強の「社内起業のノウハウ本」だ(まだ2冊しか読んでないのだが‥)。5万円出して参加するセミナーの内容だったとしても、頂戴したノウハウに感謝したと思う。1,800円の割安感がハンパない。この惜しげもなさは凄い(惜しげもない話なのか判断できない程度のビギナーのコメントですが)。
備忘録。
・日本がイノベーションを継続的に生み出すのに、社内企業という形が最もあっている。
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新規事業開発「自分の頭で考えたことに、自分で顧客を見つけ、自分で商売にする」業務
WILL(意思)+人数の王道(役割の異なる3人以下)
ホンバ 新規事業開発の最前線 にいく
顧客起点が全て
「仮説を顧客に持っていき、修正する」をひたすら繰り返す
「300回顧客のところに行け」 スキルにも才能にも経験にもよらない、誰だって必ず新規事業を立ち上げられる、唯一再現可能かつ汎用的な手法
「回転速度」いかに作らず、いかに高速に検証するからこそが、新規事業開発の要諦
「正しく評価する」ことなんて誰もできない
社内会議が通過しないのは「100%準備不足」
「画期的なアイデア病」の存在 -
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現場か本場にいく。
その時に感じた気持ちを誰かに話し「小さな約束」をすること。
創業チームは三人以下が王道。
仮説と顧客のサイクルは300回回さないと新規事業案はできあがらない。
リリース直後の新規事業がもっとも向かうべきは(一番最初の顧客の成功)。
そこで顧客体験を高め切るとLTVが高まり、そのLTV値の測定結果から、使って良いマーケティング費用が計算され、その中で成立するマーケティングプランを練るという順番で事業を立ち上げるのが正解。
LTVが先に来るのが正解。それまではマーケティング費用(CAC)は最小に。
立ち上がってもいない新規事業の価値を正しく評価できる、世界で唯一の存在 -
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再読です。
社内起業推しの本。会社に対する帰属意識は高いものの、何か物足りなさや挑戦したい人には向いているだろう。
◉willがないのは見てないだけ。ゲンバやホンバに触れること。
◉創業チームに必要な3要素はネットワーク、実行力、知識。異分野を繋ぐことで、既存テリトリーを拡大化させる。
◉優秀な人は社内で実績を積んできた人、故に内向きの無限の仕事にハマりがち。
新事業では新しいアプローチが必要なことを認識すること。
仮説⇆顧客のやり取りを300回は必要…この回数には驚きであるが、そのレベルで策を渾身のものに磨き上げろとの訴えは刺さった。すぐに動かないと、いつまでも完成しないや。
◉立ち上げ時