全卓樹のレビュー一覧

  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    作者は、物理学者。知識の海を日常的に俯瞰している方ならではの、美しい世界の理の物語がエッセイとして二十二編まとめられている。

    流れ星が生まれる場所、忘れられた夢を見る技術、銀河を渡る蝶、など一見するとハヤカワ書房のSFショートショートのタイトルみたいだ。
    だが、これらにはきちんと科学的な深堀がされていて、直近ではどのような研究がされているのかまで具体的に示されている。
    私が最初に面白いと感じたのは、「トロッコ問題」にまつわる小話だった。

    炭鉱の採掘現場でブレーキが壊れて暴走するトロッコが、線路の先の五人の鉱夫に向かっている。切り替え路線の向こうでは別な一人が線路上で作業中である。あなたはた

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    2025年05月31日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    超文系あたまの私ですが、大人になってようやく科学や数学の面白さに気づき始めたので、難しい数式を使わずにその一端に触れられるこちらを、とても興味深く読みました。

    特にアリの社会の話と、確率の話が面白かったです。

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    2025年02月15日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    つくばの本屋さんで購入
    「宇宙」「科学」を一編ずつ読める科学の夜話
    物理学者の視点で天空、原子、数理社会、倫理、生命について語られている

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    2024年12月08日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    太陽の未発見の伴星「ネメシス」にまつわる仮説、真空発見の瞬間、じゃんけん必勝法と民主主義の数理、反乱を起こす奴隷アリ…。物理学者が、天文学から数理社会、生物まで、この世界にひそむ数々の小さくな驚異について詩的な文章でつづる。コンパクトな本なので、毎晩寝る前に少しずつ読んでこの世の不思議に思いをはせるのにぴったり。レトロ調の挿画もおしゃれな科学エッセイ。

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    2024年05月31日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    みんなの感想、から飛んできました。
    大変面白く読みましたが、読んだつもりの読み飛ばしが多発している事は自覚しています。
    似非理系なもので。

    自由、の対立候補語が天下御免だったというのが衝撃的でした。自由民主党じゃなくて天下御免民主党だったかもしれない?言論の自由じゃなくて言論の天下御免だったかもしれない?
    天下御免の方が昨今の状況によく合っている気がするのは気のせいか。

    トロッコ問題、蟻や蝶のお話、確率のマジック、ラグランジュ点、どれも興味深い。

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    2024年05月05日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    たまたま新聞の本の紹介記事で見つけた物理学者・全卓樹さんのこの本。
    理系は苦手な私だけど、「銀河の片隅で科学夜話」というステキなタイトルにも惹かれ、自分の興味以外の世界も広げたいという思いもあり読んでみました。

    タイトル通りのステキな本!
    著者とコーヒーでも飲みながらゆっくりお話を聞いているかのようにリラックスして、楽しめました。
    天空編、原子編、数理社会編、倫理編、生命編、22話の物語。
    宇宙のこと、真空や放射線のこと、確率や多数決のこと、言語のこと、アリや渡り鳥のこと。

    普段何気なく周りにあることを、科学的にみていくと全然違った視点でとらえられるのがとても新鮮でし

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    2024年02月29日
  • 渡り鳥たちが語る科学夜話

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    キレのある文体による科学のよもやま話。情緒的になりすぎないのが良かった。世界を美しく捉えるのが文学者なら、世界にある美しさや奇跡をそのまま捉えるのが科学者なのかもしれない。誇張も装飾もいらないのだ。

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    2024年02月01日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    難しくてわからないお話もあってけれど、
    天体の話や生命の話などは興味深く、とても勉強になった。
    とにかく短く構成された章がいい。
    はじめに書かれているが、わかりやすく、楽しめるよう伝えようという意思が成功している。

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    2023年12月10日
  • 渡り鳥たちが語る科学夜話

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    面白かったところ
    ・黒田和夫の天然原子炉
    ・メンデルの実験結果は弟子が空気読んで手を加えた可能性あり

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    2023年08月27日
  • 渡り鳥たちが語る科学夜話

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    短い章立てで、科学知識のない私でも読みやすいが、適度な難解さも含まれており、わからない物事があるという心地よさがあった。
    物理学者という、自分から遠く思える他者の、知識の片鱗に触れ、これまで数多の人々が積み上げ、研鑽してきた知識の結晶を受け継ぐ人が、こうして今もいてくれる喜びも感じた。

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    2023年08月13日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    帯通り、「明晰でわかりやすく、おもしろくて叙情的」

    広い科学の世界を

    誰でもわかるように書いていて

    くすっと笑えたり

    言葉と科学の世界の美しさにほうっとなったり

    とても良い本でした

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    2023年07月02日
  • 渡り鳥たちが語る科学夜話

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    面白かった。申し訳ないが、おもろなさそうとか思って読み始めたらば、これが存外面白くてハマった。特に、革命家のマルチバース、シミュレーション仮説と無限連鎖世界、土星の環から霧雨が降る。別本で読んだ話やエピソードなどもあるが、それについての考察がちょっと違う方向というか、

    十分に進んだテクノロジーは魔術と区別がつかない、と言ったのはアシモフであった。
    さらに突き詰めて考えると、完璧に進んだテクノロジーは、おそらく自然と区別がつかないだろう。

    これ、最近よく思うことなので、
    やっぱりみんなそう思うのねぇ、と思ったのだった。
    最後はヒマラヤ越渡りで有名なアネハヅルの話だが、
    人間が鳥の渡りに影響を

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    2023年04月25日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    一気に読むのが向かない本というと語弊があるからもしれませんが、少しずつゆっくり時間をかけて読みたい本。
    一つのお話が数ページと短いけれど、その内容の奥深さや広がる自分の想像力や思考・感想を楽しんでいると、この本は時間をかけてしまう本でした。
    物理に縁遠い私にとって難しいお話もありましたが、「そうなんだー」「知らなかった」と勉強になりました。

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    2022年11月08日
  • エキゾティックな量子 不可思議だけど意外に近しい量子のお話

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    量子の世界の不思議がうまく描かれている良い本でした。易しい本ではないと思いますが、量子力学などを勉強するモチベーションが上がります。図で説明しているところが結構ありますが、こういうのは本よりも講義や動画で見るとわかりやすいでしょうね。

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    2019年03月23日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    森田真生さん(数学する身体)や福岡伸一さん(ルリボシカミキリの青)など理系の学者さんが書く文章が好きな人にぜひ。科学と詩情が良きバランスで散りばめられた世界に癒やされます。第8話「エヴェレット博士の無限分岐宇宙」が好き

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    2025年07月20日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    宇宙から動物まで、科学にまつわる小話を交えたエッセイ集。22話あり、どれも短いので1日1話、読んでいくのがいい。学問的に学べば深くて大変なのだろうが、いい塩梅にとどめているので前提知識がなくても楽しめる。

    「夜話」とあるが昼に読んでもいいよ、と著者は言っているが、個人的には夜にパラパラめくりたい。
    銅版画のような挿絵が雰囲気に合っている。紙の色から手触りからこだわっているのが感じられるので、電子書籍よりも紙の本で是非楽しみたい。

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    2025年07月18日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    ショートショートのような短編エッセイ。
    1つ1つが読みやすく、なるほどー、と思ったり、よくわからなかったり。
    挿絵もなんだかオシャレで、科学の話をしているが、幻想文学を読んでいるような感覚になる。

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    2025年06月11日
  • 渡り鳥たちが語る科学夜話

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    ネタバレ

    数学や物理学を語りつつ、文学だったり社会だったりを結びつけているからなんとなく読みやすくて知性に触れている感じがする。が、やっぱりちゃんとは理解できてない気がする。ナガサキの後落とされたかもしれない第3の原爆、デーモンコアを使って実験をし、一瞬蓋が閉じてしまって事故りかけ、大量の放射能を浴びて亡くなった若い科学者の話とか、命知らずな奢りだなぁ…と思う。

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    2025年04月24日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    色々なテーマで科学者である著者が思ってことをとりとめもなく語りかけてくれるような本。
    私は宇宙の話が興味深いのに怖い。わからないことが多くて、でもいつかは太陽に飲み込まれていくことが分かってる。しかもその太陽系ですら宇宙の中では小さな銀河系(?)に過ぎないのが、なんだか怖い。あんなに綺麗なのに……。
    あと面白かったのは、アリの話。虫にも感情はあるのだろうか。アリも人間のような社会動物であるという説明が面白かった。
    科学って、今までのたくさんの人たちが連綿として作ってきた歴史の中で少しずつ進歩してきたものなんだと思うとなんだかすごい。

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    2024年08月26日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    職場でこの本を読んでいる方がいて、表紙があまりに素敵で、お借りして読んだ一冊。

    1番面白かったのは、数理社会編。飲酒検査器で飲酒だと検知された人が本当に飲酒運転だった確率は?とか、成功は才能と時の運、などを数学で証明していて、社会のなんとなくそうだろうなぁという事柄を数学できっちり証明しているのが面白かったです。特に、3人よれば文殊の知恵も、確率で理にかなっていることが証明されて、先人の知恵ってすごいなぁと思いました。
    数学って学生の頃に勉強した時はそんなにおもしろさは感じなかったけど、この本を読んで数学って面白い!って思いました。

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    2024年07月29日