全卓樹のレビュー一覧

  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異
    物理学者が語る、この世界と宇宙の不思議。


    宇宙トリビアを期待して読んだらそれは最初のほうだけだったけど、「数理社会編」で取り上げられている確率論と直感の関係は『夜中に犬に起こった奇妙な事件』で最近知ったばかりだったので興味深かった。造本が美しく、挿画の二色刷りなどセンスの良い本。
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異
    副題の「物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな脅威」がほぼ全て内容を説明しているが、我々の生活や身近なところに、気づいていたりいなかったりはするが、確実に「在る」科学のアレコレを教えてくれるエッセイ。

    やや詩的な表現が散見され、それは分かりやすさでもありつつ科学的事実と混合してし...続きを読む
  • エキゾティックな量子 不可思議だけど意外に近しい量子のお話
    タイトルからもわかるように、なんだかとても詩的な本。
    全部を理解することは僕にはちょっと厳しいのだけど、風変わりな比喩やよくわからない脱線エピソードは素直に楽しめた。

    あと時折現れる意味不明なイラストもシュールで面白い。