大西良治のレビュー一覧

  • 渓谷登攀

    Posted by ブクログ

    「過去に拓かれた道があって今がある。ならば、今を生きる者として、未来への道を拓きたい。」

    称名川の記録だけかと思ったら、ほかにも、沢登り(日本、台湾)、キャニオニングが紹介されており、いい本でした。写真もいっぱいあってわかりやすく、究極の沢登りというものを紹介してくれる。大西良治という人はきちんとした人なのだろうという印象が伝わってくる。遡行リストには、ボクが、若いころに遡行した沢もあって、たぶん最初のステップは、同じようなものだったのだろうけれど、ボクは困難さより、楽しさを求め、この人は困難さを求め、「渓谷を自由に飛び回れる翼」を求めたのだろう。でも、共感できる本だった。
    「難しい沢登りを

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    2022年02月01日
  • 渓谷登攀

    Posted by ブクログ

    ”SOLOIST”こと大西良治の記録集、読みました!
    サイト「SOLOIST」での度肝を抜かれる記録と完成度の高い文書に出会ってから以来、好きでずっと注目しているのですが、改めて絶対真似できない、すごいなあ!
    剱沢や梅花皮沢を遡行しただけですごいのに、称名廊下、台湾、NZ、マジで人間無理でしょってレベルで言葉が出てこなかったっす。

    登攀的な沢はすっかりご無沙汰になってしまった昨今ですが、何だか熱い気持ちがこみ上げてきました!去年は信濃俣河内(南アの沢)を敗退してるので今夏ビッグな沢(一般の3級程度くらい、大西さんのレベルじゃない沢)を一本遡行したい気持ちになってきました!

    ソロ登攀の技術は

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    2020年04月11日