小野昌彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これで救われる人もいる。
再登校に導いた人数、1500人の実績をもつ会社の本。不登校は現在30万人。
『不登校の0.2%は親が解決しました。それをサポートしました。』が正しいタイトル。
残り99.8%の人たちが、この本に当てはまるかどうかはわからないけれど
・親や祖父母等に時間的精神的余裕がある
・子どもにデジタル制限を課していない
・子どもの生活リズムが乱れている
家庭は、この本のアプローチが有効だろう。
結局、タイトルの「9割」は、この本を書いた会社に依頼してきた人の「9割」。この会社に依頼する時点で、親や祖父母等に時間的精神的余裕があるので、時間的精神的余裕がないケースの不登校を親が解決できるかどうかは別の議論。
(時間的精神的余裕もないけど、何とかしたくてこの会社に依頼した方もいると思います。ここでは、依頼できる余裕があったと仮定して書かせていただきます。)
また、「不登校になったら、月25万円かかる」、「通信制高校で学ぶのは大変」
など、著者のサービスの利用を促すために(?)過激な言葉を使っているので、読む際には注意が必要。
ただ、繰り返しになるけれど、この本で救われる人もいるので、価値のある1冊だと思う。 -
Posted by ブクログ
教育関係の仕事をしており、著者の主張は概ね正しいと感じる。
不登校の原因を心に求め、対応するのは「医モデル」と呼ばれる。医学モデルではカウンセリングを行い、無理をさせない、寄り添う、ことを重視する。医学モデルの欠点はずばり、「治せない」ということに尽きる。私の経験からも本当にそう思う。
一方、本書の取り組みや行動分析学に基づいた対応は成果を出している。科学的にも根拠がある。これが大きな違いだ。だからアメリカも医学モデルを捨て、こちらのアプローチを進めたのだろう。試しもせず初めから批判している方は行動分析学や機能分析を全く理解していないと思われる。それが親ならば覚悟が足りないのではないかとすら思ってしまう。人は自分の行動の結果から学ぶ。自分の要求が通ればその行動は強化される。寄り添うだけでは不登校は解決しない。学校にも親にももっと浸透してほしいアプローチである。 -
Posted by ブクログ
スダチさんのYouTubeはいくつも見て学んでいるので、だいたいの内容は既に理解しているものでした。
だけどYouTubeよりはもう少し具体的な方法が紹介されているので、いざ子どもが不登校になった時に備えて方向性を知っておけるのは心強いです。
不登校解決において、現在主流の心のエネルギー論には疑問しかないです。
心のエネルギーが貯まるまで家で自由にさせてゲームもし放題では不登校の期間が延びるだけ。でもほとんどの親御さんは、そうやって子どもが貴重な時間を既に過ごしてきているので認めたくないのだと思います。
いつ誰が不登校になってもおかしくない時代。
そうならないための家庭環境作りをしたり、子どもが学校に行きたくないと言った時の最初の対応を間違えないためにも、読んでみてもいいのでは? -
Posted by ブクログ
ネタバレ不登校対応を考えるために拝読。
見守るだけだはない対応をいくつか知ることができる。
保護者の理解を得るために、丁寧な関係作りを進めたところで、提案していきたい。
不登校になる真の原因は「正しい親子関係が築けていないこと」。
正しい親子関係は、だめなことはだめという厳しさと愛情深く温かく見守る関係があること。
見守るだけではだめ。では、解決方法は?
家庭と学校どちらかが良ければ学校へいける。
1正しい親子関係を築くために、家庭のルールを作る。
⇒正しい親子関係が築けていない状態で、スマホ、ゲームを取り上げると関係が更に悪化する。
①学校に行っていない間は、一切触ることができない。
②朝○時に起きる、夜○時に寝る
③朝、夕は、家族一緒に食べる。
・夏休み等は、デジタル券(例30分×4枚)で仕組みづくり。争わない。
・不登校期間中に「依存しているもの、暇つぶしを続けられるもの」から離れる。
何もやることがないことが大事
2 5つの条件を整えてから、登校刺激
①自己肯定感を高める⇒1日10回はほめる。結果ではなく、プロセス
質問しながら褒める
②正しい生活習慣
③正しい親子関係
④考える時間を与える
⑤しなやかな考え方を与える⇒大人がポジティブ。子どもが前向きならどんどんほめる。
※5つの条件がそろっているとリバウンドしない。
3 不登校を乗り越えるマインド
①長期的な視野をもつ
②親が動揺しているすがたを見せない。
③失敗を前向きにとらえる。
④問題があったときは、他人事ではなく、自分事として捉える。
⑤期待せずに信頼する。何があっても乗り越えられる。大丈夫と信じる。
4 NGワード
①学校へ行きなさい。
②学校へ行かなくていい⇒不登校が長引く
③どうして行けないの?⇒きっかけがあっても本当の原因とはかぎらない。
④学校(友だち、先生、クラス)がだめだよね。
⑤昨日は、学校へ行くって行ったじゃない。