村田誠二のレビュー一覧

  • 東京バックビート族 林立夫自伝

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    高橋幸宏のコンサートを映画館で見て、林立夫というドラマーの存在を知った。偶然にも私が好んで聴いてきた曲(ユーミン、摩天楼のヒロイン、吉田美奈子、大貫妙子、ハイファイセットetc)のスタジオミュージシャンとしてドラムを弾いていた人がこの人だった。その驚きと感動と言ったら…‼︎ 昔から歌詞を聴くよりはリズムとか音の重なりなどに、痺れることが多かったけどそれってグルーヴのことで、そういう「カッコいい響き」「なんとなく洒落てる」感にこだわってる人たちが影にいたんだ…ってことを知りました。そしてTOTOが選りすぐりのスタジオミュージシャンの集まりだということを思い出しました。
    この人の文章から、人柄が窺

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    2024年02月29日
  • 東京バックビート族 林立夫自伝

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    キャラメル・ママ~ティン・パン・アレーのドラマーであり、細野晴臣の『HOSONO HOUSE』、荒井由実の『ひこうき雲』、大瀧詠一の『LONG VACATION』など、数々の70年代の名作で名を馳せ、現在も一流のミュージシャンとして活躍する林立夫が、自身の半生について語った自伝。

    ドラマー・ミュージシャンとしての思想については、もう頷く箇所ばかりで、良いと思った発言のあるページを折っていたら、本が折り目だらけになってしまった。さらに、上記のような名作のレコーディングの裏話、そして舞台として出てくる東京のライブハウスやカフェ、レコーディングスタジオなど、東京という場所を巡るドキュメンタリーとし

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    2020年04月11日
  • 東京バックビート族 林立夫自伝

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    ネタバレ

     やはり「事業」については、このような空白としてしか語られないのだな。その「事業」の中では、大成功のポジションまで達した人としても有名なのだが。
     とはいえ、p169のオムニバスアルバムの曲目を見ていると、日本のポピュラーミュージックのメインストリームにいたことも明らかだし。
     

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    2020年09月26日